緑の星
Gaia
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概要
SEVENTH END CHRONICLEの舞台となる惑星。
詳細
現実の地球と同様、豊かな水と自然を備え、多様な生命体が共存する惑星。ここでも人類は支配的種族として文明を築き、繁栄を謳歌している。しかし、厳しい自然環境や、「モンスター」とも呼ばれる凶暴な生物の存在のため、人類は現実の地球ほど活動範囲を広げることに成功していない。人々は、自らの世界のことを、単に「この星」あるいは「緑の星」と呼ぶ。
緑の星は3つの巨大大陸から成り立っている。人類の活動領域は、東大陸と西大陸東部、そして大陸に囲まれた内海に限定されており、それ他の領域への進出は、過酷な自然やドラゴンを始めとする凶悪なモンスターによって阻まれている。遺跡発掘に乗り出す学究者<スカラ>を除いて、人類の領域から外へ出る者はいない。特に北大陸を始めとする「未踏の地」は、熟練のスカラですら生還が困難なほど過酷な領域で、未知のベールに包まれている。 緑の星の人類の文明は、現実の文明に例えると一般的には19世紀後半〜20世紀前半の西欧文明のレベルに留まっているが、古代機械の恩恵により、転送装置や反重力など現実の文明を超える技術も利用されている。学究者<スカラ>協会など一部の組織ではさらなるオーバーテクノロジーを享受しており、高度なAIや兵器開発、宇宙、魔導工学などのテクノロジーは、すべて学究者<スカラ>協会が独占している。一方、古代機械に依存するあまり、人類自身の手による基礎技術の開発は遅れている。現在の人類の人口は10億人ほどで、魔導産業革命による発展が著しい一方、戦争やモンスターの脅威が人口の拡大を抑制している。 緑の星は、二つの衛星を従えている。地域によって様々な呼び名があるものの、多くの人は一纏めに「二つの月」と呼んでいる。科学者によれば、元々月は一つだけだったが、数万年〜数百万年前に、外世界から飛来した第二の月を捕獲したのだという。世界中にもう一つの月に住まう神々についての神話が残されており、古代機械と遺跡群が彼らの実在の裏付けとなっている。人々はこの伝説的な種族のことを月の一族と呼ぶ。宇宙技術の目覚ましい発展にも関わらず、二つの月への着陸の試みは悉く失敗に終わっている。 緑の星では、2000年〜3000年周期で、「グランドフォール」と呼ばれる惑星規模の大災害が発生し、文明が崩壊している。過去に6回のグランドフォールが発生し、その度に人類は大きな痛手を被ってきた。遺伝子情報によれば、前回のグランドフォールでは、僅か数千人※1 まで人口が激減したと見られている。グランドフォールは、発生の度に破壊力を増していることが知られている。そのため、7回目のグランドフォール ※2 では、人類の生存はおろか、緑の星の全生命にとって致命的な事態が発生することが予想されている。 ※1 現実の人類の最小存続個体数は、 1,000〜10,000人程度と言われている。
※2 セブンス・エンド・クロニクル=七番目の終わりの年代記
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