月の一族
A Moon Species
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概要
先史時代に第二の月とともに緑の星に飛来した、人類ではない謎の種族。何らかの目的で緑の星に降り立ち、無数の遺跡と古代機械を残した後、二万年前に突如として姿を消した。 詳細
月の一族は、緑の星に偏在する古代機械と遺跡群の創造者として推定されている存在である。世界中に残された神話の中で、二つの月を象徴する神々として崇められている※。かつて神々の遺産として畏怖されていた古代機械が文明の要として活用されるようになるにつれ、古の神々もまた神話のベールを剥ぎ取られ、現実の存在として人々に認識されるようになった。
※月の一族を悪魔とみなす宗教も存在する。
科学的な調査のもとではその実態はほとんど判明していないが、人類の理解を絶するほど高度な星間文明を築いていたことは確かである。ヒトと類似した種族なのか、それとも全く異なる生物なのか、あるいは物理的な肉体を備えていたかどうかも明らかになっていないが、彼らの行跡の一部は、古の伝承を通して朧げながら推測されている。それによれば
人類が文明を築く遥か以前に、第二の月とともに緑の星に飛来してきたこと
人類に干渉を行い、何らかの目的で知的生物としての発展を促したこと
は確からしい。しかし、神話特有の迷信的な記述と、6度の「グランドフォール」がもたらした文明の破壊と書物の散逸が、文献的な調査を困難にしている。 関連コンテンツ