マス
①大量、膨大であること、(店数、販売量など)
②大衆
この2つの意味を持つ。
膨大な数量とは、その量なら従来とは別の生産・流通システムの計画運用が可能で、その活用により大幅なコスト削減や品質革命が可能だという水準。
日本では従来、チェーンストアの特徴は「大量生産」「大量仕入」「大量販売」「大量消費」と表現されてきたが、これはチェーンストアの性格を、単なる仲介業のビッグストアと見ていることになり、間違っている。売れ筋の大量仕入は、新しいシステムの設計無くしては不可能だからだ。
これまでの大量仕入はもともと過剰生産品で売れ筋ではない。チェーンストアは、「大量販売」を行うが、それは「マス・マーチャンダイジング・システム」づくりによって実現するものだ。