フォーマット
商品構成(品ぞろえ)の特徴による店の分類。どの用途(TPOS)と来店頻度・商圏人口を狙った品ぞろえなのかと、価格帯の傾向で区別する。
同じ業種(扱い品種による分類)でも、商品構成や価格帯が違えば別のフォーマット。
そしてフォーマットが違えば、お客の来店目的や頻度が変わり、その店の商圏人口や多店化力も違ってくる。
そうした扱い品種を見るだけでは、わからない特徴に注目するのが、フォーマット分類。
真に客がが買い物先を選ぶ際の判断材料となる。店の特徴の掴み方、自店がどのフォーマットを作るのかにより、将来何店まで増やせるかが決まる。
ただし日本では、同じ品種を扱う場合、商品構成が似た店が多く、フォーマットの違いが見えにくい。
それに対し欧米では、新しいフォーマット開発に成功しない限り大チェーンでも生き残れない。