Bitcoin
2022年1月現在Block Hashの頭に0が続く回数は19
https://scrapbox.io/files/61eb1806f28647001dbc77ae.png
ディスクスペースの節約
通常のブロックでは以下左図のようにMerkle Treeを使って各トランザクションを管理している。しかし、これが蓄積していけばネットワークの規模に比例してチェーンが肥大化することは明白である。 https://scrapbox.io/files/61ea2ac3570dda001d093b62.png
図の通り次のブロックに含まれるであろうBlock Hashの算出に使われるBlock HeaderにトランザクションそのものやMerkle Treeのノードは含まれない。
ただ、子のハッシュ値やトランザクションを削除してもルートハッシュの値は変わらないので、ある程度ブロックが繋がれたら、以前のブロック内のトランザクションは削除することができる。ブロックをブロードキャストするときは当然検証過程があるのでハッシュ値だけを送ることはできないが、その後はプライバシー的にもトランザクション内容をそのままブロックチェーン内に取り込むということはない
このような木を作ることの利点は、少ないデータで、あるトランザクションがブロックに含まれていることを確認できる点である。あるトランザクションのハッシュがマークル・ツリーに含まれていることを確認するには、そのトランザクションのデータと、ブロックのヘッダーと、あとはわずかな木ノードのハッシュのみが必要である。このときの必要な木ノードの個数は、ブロックに含まれるトランザクションの総数Nについて、二分木の性質から、およそ log2(N) 個となる。