面取り
基本的な面取り
基本的な面取りには,C面とR面がある.
45度で面取りをする場合はC面 (chamfer) ,円弧で面取りをする場合はR面,またはフィレット (fillet) と呼ぶ.
なお,円弧で面取りをすると面取りの境目が目立ってしまう.詳しくは面の連続性を参照. https://gyazo.com/dd14aef5e194b6ee67051f768cd43a80
どれくらい面を取ればよいか
Touch Bar 搭載モデルの MacBook Pro の角は,手を怪我しないように C0.15 で面取りしてある.なお,キーの穴は面取りをしていない(いわゆる「ピン角」).
Apple は限界を攻めることで有名なので,自作キーボードの場合はこれがひとつの目安になりそうlunar0.icon
https://gyazo.com/c43b2d4171401510261655c9d49353e1
面取りの測定方法
大きめの面取り
定規を当てれば大体わかる.
正確に測りたければ,ゲージや専用のノギス 例 などを使う 小さめの面取り
先述の MacBook Pro の角などは顕微鏡を使って測る.
触って痛くない角を作る
ぶっちゃけ見た目優先で痛い角を作ってもいいよねlunar0.icon
https://gyazo.com/37068b5d2177c3c095af2a5a70d4b5b4
左から,痛くない角,痛い角,痛くない角.
面取りを小さくシャープにしたい場合,最低でもどれか1つの面を大きめに取る.(例:MacBook Pro)
面取りの原則
大きな半径のフィレットを先にかける.
https://gyazo.com/8850a15d266cd37c9c43c85fa34a6b13
面取りの加工指示