動かなくて相談したいときに事前に確認する項目(スプリット編)
オススメの作成手順
左右を接続せずにそれぞれUSBキーボードとして正しく認識・動作させる
左右をケーブルで接続して片方をPCへ繋いでひとつのキーボードとして正しく認識・動作させる
左右を接続していない状態で正しく動作していない
正しい状態になるまで左右を別個のキーボードと見てデバッグする
左右の基板を連結せずに各々USB接続した場合、両者のキーマップが同一のキー配列を左右反転した関係にあることは正しい動作 (e.g. 数字キーの並びが左手基板では esc 1 2 3 4 5、右手基板では 5 4 3 2 1 esc)
ビルドガイドも再度確認
左右を接続した状態で正しく動作していない
前提として左右を接続していない状態で左右ともキーボードとして完璧に動作していること
基本的に普通の一体型キーボードにない部分のデバッグが主になるので、左右の通信周りを重点的に調べます
ファームウェアは左右ともに書き込まれているか
マスター/スレーブの識別方法を確認する
国内でキットとして販売されているものの大半はUSBケーブルを接続したほうが自動でマスターとなります
そうでない場合はビルドガイドなどに書いてあるはず、なければファームウェアを確認するか問い合わせる
左右を繋ぐケーブルが不良でないか
必ずテスタにかける。不良であっても部分的に機能する (e.g. USB接続していない側で、リセットボタン押下で ProMicro が点灯する) ことはあるので
プラグ先端から 1 2 3 4 とすると 1 - (1, 2, 3, 4), 2 - (2, 3, 4), 3 - (3, 4), 4 - 4 とテスターをあてて 1 - 1, 2 - 2, 3 - 3, 4 - 4 だけ導通していることを確認する
左右を繋ぐケーブルを接続せずに通信周りが正しくはんだづけされているか
短絡、導通ともに確認を
はんだジャンパーが必要なものもあるのでビルドガイドを再確認
左右を繋ぐケーブルを接続して通信周りが正しく導通しているか
ケーブルを差し込んだときに短絡してしまう壊れたコネクタが存在する
ケーブル自体の不良
同一基板上だけでなく左右の導通も調べる
左右を繋ぐケーブルが極端に長くないか
ファームウェアを修正して通信速度を下げてみる