Lubrication
ルブリケーション
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潤滑剤、潤滑油。
また、潤滑剤を付与する行為のことを指す。
スイッチの製造時に潤滑油が塗られていることが多い(特にステムと接点の接触部など)。 効果
滑りが圧倒的に良くなる
心地の悪い音が減り、ある程度の静音化もできる
塗りすぎたり、種類を間違えると悪影響が出ることもある。
抵抗が増えて感触が鈍くなったり、タクタイル感がなくなったりなど。 よく使われる潤滑油の例
オイル
Krytox VPF 1506/1514
AZ BIc-010/012
グリス
Krytox GPL 200番台
Tribosys 3204
Christo-Lube MCG 100番台
Super Lube 多目的グリース
潤滑油の選択
成分
テフロンとも呼ばれるが、これはデュポン社の商標であるためPTFEと表記されることが多い
5-56など金属部品向けの潤滑油は、溶剤が入っておりプラスチックが侵されるので使用してはいけない
接点がプラスチック - プラスチック、プラスチック - 金属かで使う潤滑油を変える場合がある
入手性
Super Lubeはグリス、オイルともに国内の通販で購入できる
「超耐久チェーン用潤滑剤」というものもあるが別物で、PTFE配合オイルよりも粘度が高いので使いにくいかも?(要出典)
きせのん.icon実際どんな感じなのか使用感が知りたい…
KrytoxやTribosysは小容量を国内で購入することは難しい
一部遊舎工房で扱いがある
多くの海外ベンダーで取り扱っている
大容量ならモノタロウ等で販売しているが、数万円するしそんなに使わないので厳しい
小分けして販売したら十分利益が出そうではある
粘度
特にグリスにいえることだが、粘度の高いものはスイッチのタイプや塗り方に気をつけないと感触を損なうことがある
例えばKrytox GPL205は、タクタイル軸に塗ったり、リニア軸でも厚塗りすると動きが鈍くなってしまう
濃いものと薄いものを混ぜる人も多い
オイル or グリス
グリスの方が定着性が高く、オイルはバネなどを漬ける・塗すことで高速ルブができる
潤滑油の塗り方
流儀とスイッチの種類次第
どこに塗るかは人それぞれ
タクタイルスイッチの場合、スライダーの金属接触部分に塗ると押した感触が失われるらしい clickスイッチの場合、可動部分だけ塗るのが良さそう
ビデオ解説 (by Nathan Kim, 英語)
スタビライザー
スイッチ
いくつかのスイッチで実験して、スイッチに合ったチューニングを見つけるのが安全
実験無しで全てのスイッチにルブを塗りすぎてしまうと、スイッチの動作が鈍くなったりして後悔することもある
205g0等の粘度が高い潤滑剤は見えない程度の薄い層でも効果が十分に出る
参考
その他(未分類)
Dielectric Grease
絶縁グリス。接点周りに塗布して漏電や腐食を防ぐのが主な用途のようだが、スタビライザーの潤滑剤として使用する人もいる模様。
Teflon Grease