あっぷるささきの2020年振り返り

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2020/12/31

今年もいろいろありました。長々と振り返っていきます。

1月: とりあえず休学することにした

授業も、留年しない程度に頑張ったわけですが、ふと思ってしまいました。

「N高の時みたいな自由が欲しい！！！！！」

N高時代は、好きな場所で、好きな時間に、好きなことをすることができました。

今でこそコロナでオンライン授業になっていますが、今年の初めはそうはいかなかったので、休学をすることにしました。

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1月初めラスベガスで遊んでいたときのささきと友達

休学したら、一般の人に広めることができなかったポケキャスという個人で作っているサービスを作り直そうかな...と思っていたのですが、僕の人生はいつも計画通りにはいかないのが恒例です。

4月: 葬想式の開発の誘いを受ける

休学してすぐ、転機は訪れます。

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一番最初に葬想式の話をしてくれた時のFacebook messengerの画面

実はこの時、陽汰くんとは、4回ほどしか話したことがなく、大学と駅を結バスで偶然会ったときに軽く近況を話すくらいの仲でした。しかし、サービスの内容と彼の熱量が確かなもので、また彼とは公私共に上手くやっていけそうだと思い、承諾しました。

彼の提案してくれた個人の思い出を共有するサービス「葬想式」と、祖父の葬儀

僕は稀に、「こういうの一緒に作らない？」と誘っていただくことがあるのですが、大体は自分が作りたいものを作っているので、断ることが多いです。しかし、彼が提案してくれたサービスは心から良いなと思うことができました。

というのも、2019年の末、自分の祖父のが亡くなり、葬儀を行ったのですが、その時、親族から「おじいちゃんが結婚してから亡くなるまでの写真をスライドショーにして、式場の後ろの方で流したんだけど、映像を作ってくれないか」と頼まれ、映像を作りました。

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親族から写真を集め、祖父が好きだった曲をBGMにした映像を作成しました。それを、葬儀の式場の後方の思い出コーナーの場所でモニターを使って再生しました。

すると参列者の方が、とても笑顔で映像をみてくれました。

「あら、こんなところに行ったのねぇ！」

「いい笑顔だね」

僕の祖父は、とても賢く、真面目で、少し気難しい人でした。普段からゲラゲラ笑うような人ではないのですが、家族と写っている写真は笑顔の写真が多く、参列者の方にとっても、少し意外な一面だったのかもしれません。

葬式なのに多くの人が笑顔で帰ってくれたのが、自分にとってとても嬉しかったです。

彼が提案してくれた葬想式も、「この人、こんな人だったね」「一緒にこんなところいったね、楽しかったね」と言えるようなもので、すごくいいなと思いました。

そこから一気に開発を進めました（おかげさまでGitHubの芝をたくさん生やすことができました）。

https://gyazo.com/7682cbdf41fb70d2c7e7627bf733a490.png https://github.com/lord-sasapple?tab=overview&from=2020-12-01&to=2020-12-31

こんなにぶっ続けで開発したのは2020年が初めてだった

7月: 葬想式リリース

なるべく早くにリリースをしたいという思いから、7月にはリリースしようと、話し合いました。

リリース直前には、いくつかの新聞社の記者の人に連絡して、葬想式を取り上げていただくことが決まったりしました。そんなこともあって、開発を急ピッチで進めました。

https://gyazo.com/50afa7689b79497fd142d6afe105f848.png https://twitter.com/lord_sasapple/status/1283367431570767872

リリースの時には、Twitterも153RTほどしていただきました。

実はこれ、めちゃくちゃ色んな人に引用RTしてもらえないかDMしたりしてました()

拡散していただいた方、本当にありがとうございます。