車輪の下
ドイツの文豪、ヘルマンヘッセの代表作。ドイツ文学の作品をあんまり読んだことがないのと村上春樹の「ノルウェイの森(小説)」に出てきたので、図書館のヘルマンヘッセ全集4を手に取って読んでみた。ストーリーの展開としては、ある田舎町の秀才少年が進学を機に街を離れて、最後の落とし所は暗鬱な都市的リアリズムで幕をとじる、要約してしまえば平凡とも言えるものですが、堅苦しくない平易な文体でありながら解像度の高い情景と心象を描き出す筆致のおかげで時間を忘れてページを捲らせられました。高校生の自分に読ませたい小説ですね。古典の堅苦しさはあんまりなくて、さらっと読める割にいろんな教訓を引き出せそうなんで、結構おすすめです。
テストが僕に要求してきたもの
自殺