源氏物語を嚆矢に妄想を広げてみた
古典文学って村上春樹の小説に出てきたり、海外の純文学に取り入れられていたりと、高校時代に勉強していた頃よりも価値を感じるようになってきた大学2年生の夏休み、とりあえず一番王道の源氏物語のkindle版を入手した。こういう文学作品って突き詰めていくともう1行1行深読みしてしまう。(陰謀論者がラッスンゴレライの意味についてのこじつけを見つけるかの如く) 最近読んだanxious generation(ジョナサンハイト先生の最新作で、進化心理学の観点から最近のSNS批判をしている本)の中で出てきた「大人になる時に通る通過儀礼」の話と光源氏の元服の関係とか、(子供が大人として認められていく過程の親や周りの人の心境の変化)がまず目についた。この辺りのことは最近のオタク文化における「ショタ」の魅力について、FANさん(バキ童チャンネルのスタッフをやってる人)が語っていたこととも繋がりそうな感じ。
自由恋愛がないっていうのは一体どんな感触なんだろうか。割とこういう文化は今でも一般的な地域もあるみたいだけど、「親とこの関係の中で、どこまでが子が親の所有物として認められうるのか」のコンセンサスについて、古典作品を見てて考えさせられる。今の我々が生きちる価値観における「個人の権利」は、どこまでも西洋的自己の存在を前提にしていて、それが良いことなのかどうかは一向の余地がある。そもそもどこまでが「社会的な価値観」として固定化されることが認められて、個人とか社会の中の集団とかの自己決定権がどういう状況で優先されるべきなのか。この世界における意思決定システムとか権力構造(ミシェル・フーコーとかが考えているところの複雑な関係)
その辺りに関して、いわゆる「もののあはれ」的な考え方では、権力の無常に対してしみじみとした感情のもと、「今しかないこの瞬間」の感動をただ受け入れることに集中しようという、最近でいうマインドフルネス的な考え方が見て取れる。(「夢中さ、君に」ではその価値観を青春ドラマの形にして、人生の価値に疑問を感じていたり、目の前の苦しみに苛まれたり、未来の漠然とした不安に心を病んでしまったりしがちな最近の若年層に対して語りかけているような感じがして、多分高校3年生の僕は、当時はそのことを言語化することはできていなかったけれど、そういうところに心が打たれたんだと思う。)逆に戦の時代など、世界が荒れている状態において、「タイトな文化」を作り上げる必要性が出てきた場合においては、そのような文学が「女々しい」「退廃的だ」というような批判を浴びることになるのだろう。(これは源氏物語そのものの盛衰についても言えることだ。)
また、源氏物語が評価されている理由としてよく挙げられるのが、紫式部の人物の正解の細部に対する鋭い観察眼である。これだけのデータがあれば、おそらく現代のパーソナリティ心理学者たちはBig5のような指標を使って彼らの性格を分析したくもなるだろう。当時の性格分析の文はどのようになるのだろうか、またどのような形で「パーソナリティ」という概念を形成するのが良いのだろうか。
言語が統一化されていない時代の翻訳(話し言葉の相違の解決)
1外交性
2神経症的傾向
(平安時代にタイムスリップする妄想)
役人になったとしたら、漢文さえできればとりあえず全国に知識は広まるはず。(とりあえず漢文が書けるようになっといたら書き言葉の上では困らないはず)
一からネットワークとかを設計するのは僕一人の力じゃできないので、とりあえず自分が持ってる統計の知識(とりあえず数学的事実が最も受け入れやすそう)、それが何に応用される可能性があるのかに関する朧げな記憶をかく。
まあ虚数の概念とかが受け入れられるかは微妙なところではある。(当時もかなりの反発を受けたはず)
実際に役立つっていう雛形を見せるのが大事なはずだから、実用例として統計はかなり受け入れてもらいやすいはず。(実験に関する倫理的な規定もゆるそう)
記録装置を発明するとか、バイアスとかを一から証明するのは難しそう
そもそも人間の理性がどこまで受け入れられるのか(わからないところがかなり多そうだから情報収集能力は大切になりそう)
推理小説とかを読んで準備しとくと良いかも
進化論が提示されていれば、受け入れられたのか(遺伝の理論は比較的証明されやすいはずだけど、ゲノム解析とかは一人じゃどうにもできなさそう)
土木技術、衛生環境(土壌汚染とかは起こってないはずだけど、病原菌の蔓延は免れなかったはず)
こう考えると、病理学を発展させる方が先決のような気もする
趣味とか日記とか
とりあえず紙に書くしかない  写真もないから日々の様子を記録しておく手段が限られる
考えをアウトソーシングする量が減る
夜で家族の集まりで話をする場とかがあるならそれはそれで語れば良いかも
話し言葉がうまく伝わらないとなかなか厳しいかも(なら発音練習とかして行った方がいい)
当時の知識層と話をするのがいいのか(それはそれでバイアスを持ってそう)うまいこと傾聴のテクニックを使って影響力を行使するのがよかろう)