文体の科学
文体論
山本貴光
可視化法学
IMRaD
最初にこの本を読んだのは、今年の11月の初めのことだっただろうか。その頃から機が熟して(2/19)、この本の射程範囲の広さへの感動を階段的に広がってきた次第。編集知の中で松岡正剛が、決算報告書の新しい形が開発されても良いのではないかというような趣旨のことを書いていたような気がする。
何もパラテクストに初めに目を向けたのはこの本ではないのだけれど、それでも読書体験というものをテクストそのものだけに還元することなく、ダニエルカーネマンなどを参照しながら、その流通プロセスがその作品への印象に大きな影響を与えうるということに目を向けたのは瞠目に値する。
翻訳語成立事情何かにも書かれていたように、明治期以降の日本において、文の配置は西洋の影響を色濃く受けている。昔は右から左に向かって文字を読んでいたなんてことは常識だけれど、