スペシャルティコーヒーの経済学
経済学
スペシャルティコーヒー
カール・ウィンホールドという経済学者がスペシャルティコーヒーに関するフェアトレードの有効性に対して、文化人類学、開発経済学、経営学などの知見を活かしながら検証している。AUWとの交流でも、モノカルチャー経済に対する批判的な視点として、有用な知見を提供できるかもしれない。(バングラデシュではお茶の方が問題にはなりそうだけれど)
序章においては、経済学の基本的な方法論について確認しながら、新自由主義の欠陥としての経済格差の拡大とトリクルダウン説の非成立を主張し、ポストモダン的な経済学の必要性を説く。そして、ティム・ジャクソンの成長なき繁栄の理論を参照しながら、生活の質を支えるための農園経営、増加し続ける消費による成長のために自然環境を搾取する(サルベージ・アキュミュレーション)というモデルから脱却することを提案する。