C.Tips06:学内でスキャナを使う
スキャナは手書きのノートやグラフ,あるいは印刷物を画像やPDFとして取り込む際に便利である.
「画像をワープロに貼り付ける」作業があるとすると,多くの人はスマホカメラで撮影することを考えるだろう.しかし,スマホは手軽だが,画像サイズ,解像度,ピント,角度,影映りなど,調整するべき要素が多く,不統一になりがちである.その点,スキャナを使えば一定の解像度,画像サイズで複数の書類を取り込むことができる.
スキャナの形態としては,スキャナ単体と複合プリンタに含まれるものがある.おすすめは複合プリンタでペーパーフィーダ付きのものである.
スキャナが家になければ,学内のプリンタ複合機でスキャンできる.詳細は下記を参照( p6以降 ).
◎クラウドと連携しておく
学内のプリンタでスキャン機能を利用するためには、事前にGoogleドライブまたはOne Driveと連携しておく必要がある(自分のUSBメモリには保存できない).
※設定が必要なのは初めて使うときだけ
どちらのクラウドを使ってもOKだが,不明な場合はまずGoogleドライブの使い方を確認しよう.
Googleドライブと連携するには,まず全学統合認証IDでログインする必要がある.基本的には説明書類のとおりにすれば簡単に設定できる.Googleドライブと連携が完了すればスキャンや印刷が利用できるようになる.
◎スキャナの使える学内プリンタ
スキャンできる学内プリンタは(少なくとも)3号館地下のセルフラーニング室にはある.1号館の1階と6階,7号館にも設置されている.
◎プリンタの操作方法
スキャンするためには、学内のプリンタにログインする必要がある.タッチエリアに学生証をかざすとログインすることができる.
ログインしたら「スキャン」を選択し,保存先としてGoogleドライブの「マイドライブ」を選択し,さらにその中にある適当なフォルダを指定(デフォルトでは「共有アイテム」が先に表示されるので注意).
「タイトル」にはファイル名を入れる必要がある.タッチパネルで入力するのは面倒なので,適当な文字(英数字)を入れておき,あとで修正するとよい.
それ以外は基本的にデフォルトのままでよいが,カラーである必要がないならば「グレイスケール」を選択すべき.その方がファイルのサイズが小さくなる.また,解像度はデフォルトの300dpiのままでよい.
保存されたファイルについて,中身を確認して問題がなければ,分かりやすいファイル名に名前を変更すること.
◎保存後にPCで確認
クラウドに保存したら,自PCでクラウドにアクセスして,ファイルを確認しよう.
ただし,クラウドはWebベースなので,他の端末で最新情報を同期するのに数分程度か,時にはもっとかかることがある.「すぐにアクセスしたらファイルが見あたらない」時には慌てず少し時間を置いてアクセスすること.
◎手書きノートや図表の取り込みに便利
スキャナは手書きノートや図表を共有したり,ワープロに画像として貼り付けるのに便利.
スマホのカメラで撮影すると影が写ったり斜めからだと台形になる.この台形はアプリで修正は可能.スキャナを使えばその心配はない.
なにかと便利なスキャナを大いに活用しよう.
以上.
2024/5/8