02B:第2回課題
◆<今回の課題>PCスペックの調査とオフィスアプリの確認
2-1. 自分が使っているPCのスペックとネットワーク環境の情報を調べなさい.
2-2. LibreOfficeのWriter ( ワープロ ) を使って上の結果をレポートとして作成しなさい.
※メモ帳やWordではなく'LibreOffice Writer'を使うこと
2-3. 以上の課題をレポートとして提出用アドレスに送信しなさい.
※レポートのフォーマットは不問だが極端に見にくいのはX
◎以下に調査項目を挙げる.
◯PCスペックは以下の通り.
1. OSの名前とバージョン
例1:Windows 11 Home,23H2
例2:macOS Sonoma 14.4.1
2. CPU名・品番(Intel Core i7-13850HX,AMD Ryzen 7 8700G,Apple M3 等々)
3. メインメモリ容量(8GB,16GB等)
4. ストレージ種類(SATA HDD,SATA SSD,M2 SSD等)
5. ストレージ容量(128GB,512GB,1TB等)
6. ディスプレイサイズ・解像度(11.6inch,1920x1020等)
7. 以上のスペックを確認した方法・手順(簡単に記述)
◯ネットワーク情報は以下の通り.
1. 自PCに接続している通信方法(大学WiFi,通信社データ通信,自宅ネット,スマホテザリング等)
※WiFiなら"SSID"を,通信会社データ通信なら通信会社及び"APN"を記述
2. 自PCの「IP address」(グローバルアドレスでなくてもよい)
3. 確認した方法・操作(簡単に記述)
★各情報をどうやれば得られるのか,知らなければ調べる.
上記を押さえた上で,もっと詳しい情報を調べても構わない. ただし,意味を理解した上で提出すること.
※注意事項※
これらはプライバシーやセキュリティに関わる情報を含むので,取り扱いには気をつけること.
※例:詳細なOSのバージョンとIPアドレスが判明すると,セキュリティホールを直接アタックされるリスクが生じる
何を使って何を調べて,それはどういう意味か,理解した上で報告すること. 出てきた文字列を全部貼り付けたところでなんの意味もない.
レポートの様式は自由(デフォルトでよい).装飾なしのいわゆるベタテキストでよい.
※デフォルト=初期設定のまま
※ワープロの書式設定などについては第5回で学ぶ
やりたい人は,自分なりにレポートらしく読みやすい形式を工夫するのは構わない.
メールにファイル添付を忘れないこと.
[提出方法]
(1) ファイル名:Writer-test.odt
(2) 用紙サイズ・フォント:自由
(3) ページ数:1枚~多くても5枚程度
(4) 書式:自由
(5) 提出メール:ファイルをメールに添付する.ただし,メール本文は必ず書くこと.
件名(半角):Report02 ←注意:件名とファイル名は違う
提出アドレス:eleinfo@elec.ryukoku.ac.jp
提出期限:次回の授業開始時刻まで
code:本文例
小堀先生,Y000999の龍谷太郎です.
お世話になります.
第2回課題として,私のPCのスペックを調べたので添付します.
添付ファィルは Writer-test.odt です.
以上,よろしくお願い致します.
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龍谷大学先端理工学部電子情報通信課程
Y000999 龍谷太郎
y000999@mail.ryukoku.ac.jp
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◆〈オプション課題〉さらに詳しい情報
今回の課題の目的は自PCのスペック(仕様)の調査と,インストールしたオフィススイートの動作確認が主体なので, あまり時間をかける必要はない.
しかし,PCスペックやネットワーク環境情報は多岐にわたる.もし時間に余裕があり,PCやネットワークについて興味が湧いたのなら, しっかり時間をかけて,徹底的に調べられるだけ調べるというのもよい.
何事も, ※最低限のハードルを超えるだけで物足りない人は,どんどん上を目指そう.
※これ以上調査・学習・研究してはならない事など,大学には存在しない.
※オプション課題の注意※
より詳しい情報を調べた内容は,上記課題ファイルの後ろに「オプション課題」として追記する.
★詳しい情報の例を以下に示す.(参考まで)
a. ハードウェアの詳細:Chipset,グラフィックチップセット(GPU),CPUの命令セット対応等
b. CPUの世代,性能:第何世代か,リリース年,クロック速度,コア数,スレッド数等
c. OSの詳細: ビルドリビジョン,リリース日等
d. 使用中のWebブラウザの名前とリビジョン,リリース日
e. 現在使用中のプロセスリスト
f. ベンチマーク(PCの処理能力テスト)
→ 利用したテスト名,アプリ名を明示.
※特定のベンチマークアプリをインストールするのがためらわれる場合,webアプリのCPU Expert等でもよい g. 「ネットスピード計測サイト」を探し,「下りスピード」「上りスピード」を計測
→ どのサイトで計測したかを明示.
h. 「ネットワーク解析アプリ」を探し,以下の3つのホストまでのHop数(中継数)と到達時間を計測する.
sivah3.elec.ryukoku.ac.jp
rins.ryukoku.ac.jp
www.ucdavis.edu
→ どうやって調べたかとその結果を報告.
※補足※ インタネットはホスト同志がゆるくつながったネットワークである.あるホストから目的のホストまでのデータは,途中いくつもの中継ホストによって「バケツリレー」されて運ばれる.経路上のある中継ホストがダウンすると,別のルートを探して目的ホストにたどりつこうとする.インタネットが災害に強いと言われるのはこのような柔軟性を持っているからである.
OSにはこの経路を調べるコマンド( コマンドプロンプトから入力する )がある.OSによって多少の違いはあるが,これを使えばホストをいくつ経由したかを示す「Hop数」や,経路( ルート )上のホストのIPアドレスやホスト名を表示することができる.
i. 「WiFiの電波強度アプリ」を探し,教室や,学内のある場所での電波強度を測定する.
→ 一覧表にして報告.
※補足※これもOSの標準コマンドが存在する.これもコマンドプロンプトから入力する.
などなど.
わからない単語はしっかり調べ,適宜,報告に含める.
以上.
2024/4/10