A組レポート指導
2021/5/25
◆今日から再提出の段取り
3. 全体会議終了→TAさんスレッド会議:2班ずつ個別の指導
※かならず参加してね
3. 藤井は各TA会議にぐるぐる参加+608で実験サポート
4. TAさん指導終了→ 退出OK(流れ解散)
5. その後の質問も受付
★再提出の基準
再提出:修正して必ず再提出
Good:必須ではない.が,修正点はあるのでできるだけ提出
VeryGood:再提出不要
※修正点を一言つけて(表紙)
期限:今週金曜日23:55まで
提出後,manabaへの評価は返さない
他テーマを合わせて成績とするため
◆manabaでチェック
TAさんチェック. ↓↓ manabaのコメントに貼り付け
https://scrapbox.io/files/6086b940adf15400236213b5.png
ついでに藤井チェックも時々入ってます
◆形式での注意
チェックリストをちゃんと理解して!
https://scrapbox.io/files/6086b9f883a63200221391bc.png
丁寧にひとつずつ!
「神は細部に宿る」
ミース・ファンデルローエ(建築家)が好んで使ったために有名になった西洋の格言
◆ページ番号と目次
通しページ番号(ノンブル)がついてない人
目次にもない
逆に:目次にページ番号があって本体にない ← 怪しすぎ!
◆字下げ!
節 → 小節 → 本文 → 箇条書きの順に右側に字下げ!
https://scrapbox.io/files/608693ebc10ab3002225e0d9.png
https://scrapbox.io/files/60869d24bc3139001cf03ff9.png
↓↓字下げは こんな感じ
1. 実験の目的
1.1 主課題
a. □□XX
b. ○○△△
1.2 手順
手順1: ◎◎~~
結果1:□□△△
◆改ページについて
改ページを気にしなさすぎ!
図と図題が泣き別れ:✘
表の1行目と2行目が泣き別れ:✘
ページの最後に主節タイトル → 本文は次ページから:✘
例:https://scrapbox.io/files/60ab454b751b830022453839.png
■グラフについて
できてない,未完成が多い!
グラフの条件:(チェックリストより)
https://gyazo.com/8e6b5a6e523838b8b53d56565e4f3c9f
f特性の全体図は必ず横軸対数!
拡大図は方眼で:使い分ける!中途半端な人が多い
グラフや図はセンタリングが基本.(並べて提示する場合は例外)
★グラフの例1
https://scrapbox.io/files/6086bcb8aead62001f419c17.png
結構描けてるように見えるが……
横軸目盛りがない
数値記入がまったくない
たぶん横軸が対数ではない
拡大図なら$ f_1~ f_2の少し外側だけを拡大するべき
★グラフの例2
https://scrapbox.io/files/6086bdb4457bb600226bd0b6.png
これはあかんやろ.
字が薄くて読めない
グラフとしてはそれなりにいいのにもったいない!
★グラフの例3
https://scrapbox.io/files/6086be4eaead62001f419d47.png
数値記入がしっかりしてる!
惜しいのは目盛り数値も欲しかった!
斜めってる → 「スキャンアプリ」を使って歪み訂正
やっぱり暗い!
★グラフの例4
https://scrapbox.io/files/60ab5518216975001f7d1123.png
オシロまかせではなく,自分で数値を記入するべき.
→ ワープロやパワポを使えばできる(テキストボックス等)
◆表について
表番号・表題名は,表の上 ← 理由がある
図も表も原則はセンタリング
表のページで泣き別れは極力避ける!
表の幅が広すぎ! 例 ↓↓
https://scrapbox.io/files/60ab31ea9c39bf001ca75c45.png
※読みにくい!
こういう細かいことにも注意は必要! → 「神はは細部に宿る」
◆数式に足りないもの
数式 ← どこから持ってきた?:出典(テーマテキストp.XXの式(2-3) 等)
変数の数式 → 数値を代入:代入式 ← 大切!
← どの値を代入したのかを明示
◆数式は数式エディタを使え
数式をベタ書きすると間違いのもと!
Q =1/r' * √L/C ← $ Q=\frac{1}{r'}\times \frac{\sqrt{L}}{C}に読めてしまう
※本当は:$ Q=\frac{1}{r'}\times \sqrt{\frac{L}{C}}
ワープロの数式エディタは使いづらいが……
$ \TeX形式も慣れれば美しい
$ \TeX形式とは:コマンド形式で記述する.
例:\frac{2\pi f_0}{\sqrt{LC}}
→ $ \frac{2\pi f_0}{\sqrt{LC}}
最近のWordは$ \TeX形式に対応している
従来の数式エディタも使い慣れればまあまあ使える
◆内容については
こちらもチェックリストを丁寧に!
https://scrapbox.io/files/6086bb1a19e53d001cc2d5cf.png
◆方針がほしい!
いきなり実験報告に入らないこと
大切なのは「何を目指して実験したか,その結果,目指したものはどうなったか」が明確に書かれていること.
主課題を把握するのは大前提!
それに対する方針 → RC過渡/LCf特との関係は?
◆いろいろやったことも報告
失敗ややり直しもレポートの元ネタになる
LCRメーターがあるのにその値が掲載されていない
複数回計測した場合は複数のデータを提示するべき
取捨選択したら基準を明記するべき
→ 「神は細部に宿る」!
◆まとめは方針に照らす
まとめ=表!
最初に立てた方針通りか?
主課題のゴールにはたどりついたか?
これがないと「報告」として締りがない
◆考察について
★考察は「A.事実」「B.推測」
1. 事実から問題を見つけて提示する
2. 問題へのアプローチを考える
3. 事実と理論から出せるもの → 推測ではなく必然
3. 推測できることを提示する
4. その根拠を提示する
5. 推測を確認する方法を提示する
★考察は言葉遣いに注意:
「~である」:事実・既存理論・必然的な導出事項
「~だと考える」:推測(それなりに根拠あり)
「~だと仮定する」:仮説
★考察は「数値」で!=定量的であること
誤差:数値で!
「目測したから誤差」では✘ ◀◀ じゃあ目測の精度は?(必ず出せるはず)
推定値算出 ◀◀ 根拠となる数式は?
推論は大胆でもOK! → 現実や現存する理論とのギャップを埋めるにはどうするかを提示する!
■では,TAさんのグループに別れて下さい
それぞれのスレッドに会議を立ち上げますので,スレッドに注目して待っていて下さい.
2021/5/24