危険なヴィジョン
概要
カリスマSF作家エリスンの手による”危険な”SFを集めた伝説的なアンソロジー。
かつて同じハヤカワ文庫SFから1巻だけ刊行されてそのまま未訳になっていたが、半世紀を経た2019年に突如として完全刊行されることに。
初期構想ではトマス・ピンチョンも参加予定だったとか。
収録作
第1巻
レスター・デル・レイ「夕べの祈り」
ロバート・シルヴァーバーグ「蝿」
ミリアム・アレン・ディフォード「マレイ・システム」
ロバート・ブロック「ジュリエットのおもちゃ」
ハーラン・エリスン「世界の縁にたつ都市をさまよう者」
ブライアン・W・オールディス「すべての時間が噴きでた夜」
第2巻
ハワード・ロドマン「月へ二度行った男」
ラリイ・ニーヴン「ジグソー・マン」
フリッツ・ライバー「骨のダイスを転がそう」
ジョー・L・ヘンズリー「わが子、主ランディ」
ポール・アンダースン「理想郷」
デイヴィッド・R・パンチ「モデランでの出来事」
デイヴィッド・R・パンチ「逃亡」
ジェイムズ・クロス「ドールハウス」
キャロル・エムシュウィラー「性器および/またはミスター・モリスン」
デーモン・ナイト「最後の審判」
第3巻
シオドア・スタージョン「男がみな兄弟なら、そのひとりに妹を嫁がせるか?」
ラリイ・アイゼンバーグ「オーギュスト・ラクロに何が起こったか?」
ヘンリイ・スレッサー「代用品」
ソーニャ・ドーマン「行け行け行けと鳥は言った」
ジョン・スラデック「幸福な種族」
ジョナサン・ブランド「ある田舎者との出会い」
クリス・ネヴィル「政府印刷局より」
ジョン・ブラナー「ユダ」
キース・ローマー「破壊試験」
ノーマン・スピンラッド「カーシノーマ・エンジェルス」
ロジャー・ゼラズニイ「異端車」