ユーザインタフェース開発失敗の本質
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例えばiPadのGarage Bandというアプリに搭載されている「簡易演奏モード」はどうだろう。ギターのFコードの押さえ方に四苦八苦するなんてことはない。「F」と書かれた場所を押さえればそれでFコードが鳴り響く。こちらのほうがユーザビリティ的観点から見て優れている。
楽器を簡単にに演奏するのはこういうことって感じのエピソード
アルゴリズム原理主義
日本語には「●●屋」という私が忌み嫌っている表現があり、後に「屋」をつけさえすれば、その世界に閉じこもり、他の世界は軽く考える態度が許容されるようだ。
分からなくもない
でも専門としてこう想うみたいな立ち位置だったらいい気がする
要はコミュニケーションの歩み寄りだろっていう
ユーザーの嗜好を想定する機能とそれをどのように提示するかの機能は分けて考えるのがよい
これは当たり前だ。
人間の行動は全く予想できないが前提なのでね
豊富な知識のデータベースから相手の嗜好を推定し、それに合致するものを探索する、という嗜好推定能力だけによるものではない。そうした情報を用いてどのように相手が納得する解を導き出すか、というインタラクションに関わる部分が重要な役割を果たしている。
タクシーの運転手に最終的にどこかがおすすめなのか聴いたケースのまとめみたいな言葉
わかるレコメンドとかも大事だけど結局その情報にどう解をみつけることができるかというインタラクションも重要だ
多い。「すごいデバイス」を作ったのなら「すごい使い方」も同時に提示しなければならない。あなたがもし学会発表やTV放映では満足できないのであれば、尚更だ。
PS3の例がでてきた
すごい高性能はゲーム機だったがそのすごい高性能なゲームを本気で楽しめるゲームソフトは現れなかった
ユーザーに残りの部分をお願いしたけど、本来であれば出したならすごい使いかたまでちゃんと提示しろとの主張
「そもそもカーナビを自動車メーカに買ってもらう際、ソフトの開発費を“正当”に評価してもらうことができない。それゆえ“ソフトで実現した新機能一件当たりいくら”といったロジックで売値をつけている。であるからして誰も使わなくても新機能を付ける必要があるのだ」
そもそも作っているものを正しく評価できる人ってこの世に自分しかおらんくない?rkasu.icon
CEO自らが、目的をはっきりさせそれに合わない機能にNOを出す会社。こうでなければ、ヒラ社員が「NO」ということなどできないのかもしれない。
これ本当にそう
音声のインターフェイスについても書かれていたがここは最近AIの進化がやばいのでへーという感じで読んでいた
Siriの開発は、米国国防総省のプロジェクトから始まったこと。そしてAppleがその会社を買収した後、Siriを担当しているグループはAppleの中でも最大級の規模になっているという噂があることは強調しておきたい。
大坪五郎. ユーザインタフェース開発失敗の本質 (Function). Kindle Edition.
これ知らなかった
考えてみればユーザインタフェースの開発と、政治の世界というのはどこか似ているかもしれない。政治の世界では国民の声に耳を傾けろ、とうるさくメディアが騒いでいる。ユーザインタフェースを開発する際にはユーザの声に耳を傾けなくてはいけない、と言われる。
ほんまやで。。
ユーザーに欲しいもの聴くのは一番やってはいけないこと
ユーザーに聴くのではなくユーザーを観察することが大事
組織的に新しい芽を拒絶する集団に所属してしまった場合、一構成員ができることはほとんどない。そうした場合は自分が 椅子に座っている間に爆弾が爆発しないことを祈りながら日々を暮らすのがいいだろう。
うむ。そうだね