Regional RubyKaigi/開催名称のガイドライン
最初にまとめ
個別に開催される地域Ruby会議にはそれぞれ固有の名前をつけてください
このページではその命名規約というか「開催名称のガイドライン」を示します
避けたい命名
年ごとに開催されるRubyKaigiとの混同を招きかねない、西暦年を使用したRubyKaigi #{YYYY}の採用は避けてください RubyKaigi 2015までのRubyKaigiは東京(またはつくば)で開催されていたため、それら以外の日本の都市での開催であれば、開催地によって地域Ruby会議であることを判別できました この状況を踏まえると、地域Ruby会議の名称に西暦年を使用しないことは、RubyKaigiとの混同を避ける意味での重要性が高まっています 過去にはこの例外的な開催として次のものがありました:
2016年は京都でRubyKaigiが開催されて大盛況でした。そして、2017年は地域Ruby会議を大阪で開催します。今回からナンバリングを年にしたので 関西Ruby会議2017 になりました。
kakutani.icon 年をナンバリングに採用したくわしい経緯は把握していないのですが、2018年以降2024年までに近畿では「大阪Ruby会議」が開催されており、ナンバリングは開催数カウントになっています
参考: 当初の命名規約
過去には以下のような命名規則をお願いしていましたが、現在はこれを強制するものではありません。前例にとらわれない豊かな発想で地域Ruby会議を命名してください!!
「現在」とはおおむねいわゆる「コロナ禍」明け以降と位置づけています
もちろん、以下に示す「当初の命名規約」に沿っていただいても構いません
kakutani.icon なんだかんだいいつつも「Ruby会議」っていう名称は使いたい気持ちがありそう…
命名規約:
日本語表記: #{リージョン名}Ruby会議#{開催カウント} (例:大江戸Ruby会議01)
英語表記: #{RegionName}RubyKaigi#{開催カウント} (例: OedoRubyKaigi01)
いずれも語中の空白はナシ
\#{開催カウント}
開催カウントは、当該地域Ruby会議の開催回数を示します: "%02d" % count(例:01)
countは1オリジンです
なぜ開催カウントに西暦年を採用しないのかというと:
既に述べたように「"RubyKaigi #{year}"」との混同を避けるため
西暦年を採用すると「毎年開催したほうがいいかな?」と思われる/思わせてしまうかもしれないので、これを避けたい
開催頻度については地域Ruby会議をホストする地域.rbの考えに任せますが、毎年開催しなくても何の問題もありません 逆に、名称が西暦年フリーなので、1年のあいだに何回地域Ruby会議を開催しても(当然)何の問題もありません
2011年と2014年にはTokyuRuby会議が年に2回開催されました
発想を転換すると、「Ruby会議(RubyKaigi)」という名称を用いなければ西暦年カウントを採用することに異論ありません
これならRubyKaigiと混同することはないので
ただ、地域.rbの皆さんとしては「Ruby会議(RubyKaigi)」って名乗りたいかなあ、と思います
\#{リージョン名}
開催する皆さんが愛着を持てる名称
たとえば、東京という「地域」には、TokyuRuby会議、大江戸Ruby会議、ぎんざRuby会議、TamaRuby会議、渋谷Ruby会議 といった「ユニーク」な名前があります
これは米国のRegional Ruby Conference っぽくてよい(彼の地では都市の愛称などを使った、Gotham、Lone Star、Mountain West、Nickel City、Windy City...みたいなのが多い(多かった))
変化球的な名前としてはオレゴン州ポートランドで最初に開催された、「Keep Ruby Weired」のような命名が今後の日本の地域Ruby会議の名称としてあらわれることを期待します
日本でも2019年に「平成Ruby会議01」というこれまでの規約からすると変化球的な名前の地域Ruby会議が開催されました
「愛着を持てる名称」とはいえ、#{企業名}Ruby会議 は悩ましいと感じています。
kakutani.icon 絶対にだめ! とはいわないですが…直接料金を徴収しないとしても、どうしても企業の採用・広報の一環になるだろうし、実質的には「地域Ruby会議の商用利用」では…という気持ちがあります(紛争に類する話とかをしたいわけではない…くわしくないし…)
RubyKaigi, Ruby会議, Ruby Kaigi、どれが正しいの?
混同を「減らす」という意味だと、だいたい国内で日本語話者向けの開催だろうし、地域Ruby会議の表記としては#{Prefix}Ruby会議という表記を推奨します
英語標記では#{RegionName} RubyKaigiがよいでしょう
デザインとかで使うぶんには #{RegionName} Ruby Kaigi でもよいと思います
(RubyとKaigiのあいだに空白が入る、という意味です)
公式ハッシュタグ
各地域Ruby会議ごとの公式ハッシュタグは短いほうがよさそうです (例: #oedo01)
開催カウントはハッシュタグに含めなくてもよいかもしれませんが、お任せします
参考までに RubyKaigiの公式ハッシュタグは年号なしの #rubykaigi です(ポストされたタイムスタンプから何年の開催についてかは特定可能なので) 伝統的に地域Ruby会議の公式ハッシュタグは開催カウントを含めているものが多そうですが、それがルールというわけではありません
個別の地域Ruby会議をホストする地域.rbの皆さんにとって愛着をもてる、混乱しないハッシュタグを決めるとよいでしょう なお、総称としての地域Ruby会議をあらわす公式ハッシュタグは定めていません