210811
コロナワクチン2回目で、昨日から15時間くらいぶっ続けで寝た
前半1/3で出てきた伏線をうまく後半で回収してた
題材は「地球が滅亡するから移住できる他の星を見つける」という、一歩間違うとB級映画になりそうなもの
父と子の構図、聖書のモチーフ、家族ドラマ、科学的な信頼性、科学一辺倒ではなく家族愛にも触れるところ、など、B級映画にさせない手腕を感じる
構図をうまく用いることができると、やはりB級映画にはならないんだな
主人公の父娘、主人公の義理の父自分、教授とアメリアの父娘、と父子の構図が多く登場する
父親に偏っているのは、いわゆるハイウッド映画の特徴だね
ベランダで2人でビールを飲むシーンや、ベッドで父娘が対面するシーン、壁一面の本棚と黒板、車上で2人並ぶシーンなど、きちんと概念的な構図だけでなく映像としての構図も繰り返されうまく利用している
映画中で登場する詩『Do not go gentle into that good night』は、おそらくこの映画のモットーのようなものなのではないかと思う。この文学性がいいんだろうな。
2001年宇宙の旅のように、ロボットの暴走が起きるのではないかと終始ヒヤヒヤしていたのだが、そこは友好関係を保っていてよかった
ゼログラビティと2001年宇宙の旅を彷彿とさせる映画だった。オデッセイも彷彿とさせた(これは観たことないけど)
愛についての構図は、特にアメリアの発言が印象的だ
ここについては、マトリックスのネオとトリニティを彷彿とさせる