暗黙知の理論
暗黙知の理論
個人的知識
人間の知識はたとえ科学的なものであっても
個人が主体的に対象と関わることで形成される
論理と実証といった客観的な手続きによって導かれるのではない
知識からすべての個人的要素を除去しようとする努力すると
逆に知識が破壊されてしまう
人間の知識の中には
明示的・形式的に表現できない知があり
それが個人だけでなく組織の活動においても非常に重要な役割を持つ
これらは狭い意味の暗黙知
阿吽呼吸
習うより慣れろ
単に非明示的な知があるということだけではなく
人間の知の本質的な構造を捉えた議論
単に語れない知識の存在を指摘した点ではない
ある対象の意味を把握するには
それより下位の要素的な諸細目を身体で感知しつつ
対象全体として包括的に捉える作用が必要だ
生命的な認知のダイナミクスの指摘