Siki(識)
https://scrapbox.io/files/665917abb98662001d5117f8.png
Scrapbox(Cosense)の拡張として自分のデータを元にRAGやベクトル検索ができるアプリを作りました。仏教徒なので識って名付けました。
既にnisioさんや井戸端の皆さん、オモイカネプロジェクトなど多くの方がベクトル検索やRAGなどを実装していると思います。
実際にそれらをよく参考にさせて頂きました。
このアプリは誰でも簡単にScrapboxのデータをインポートして、気軽にRAGができるアプリです。
自分が把握してないだけで、似た様なアプリは他にあるかもしれません(すみません、パクったわけではないです。)
https://scrapbox.io/files/665917c7d2968a001cbc8142.png
現段階ではテスト段階で、一般公開はしてないです。
作った目的は、自分が欲しいからです。
もしかしたらこれからHelpfeelがこの様な機能を出してくれるかもしれないのですが、現段階で非常に楽しい体験で勉強が捗ってます。
また、Scrapboxと違うのはリンクで繋ぐのではなくて、ベクトル類似度でページをつなぐところにあります。
https://scrapbox.io/files/665917abb98662001d5117f8.png
https://scrapbox.io/files/665917d75e59a6001cc063df.png
Editorの実装に不慣れでまだ、使い勝手が悪いのが欠点ですが、マークダウンになっているのでマークダウン好きはニッコリ
あと、データの分け方として個人ページとプロジェクト単位があります。
個人ページは自分が作った全てのページが表示され、自分しか見ることはできません。
プロジェクトはプロジェクト参加者は作成編集、公開プロジェクトであれば誰でもみる事ができます。非公開もできます。
https://scrapbox.io/files/665917f4d099a0001d981ce6.png
しかし、まだメンバー追加機能は作れてません。
これのいいところは、スクラップボックスってプロジェクト事にページが散開してしまうんですよね、それがしんどくて、こういうかんじで、自分のページには別々のプロジェクトでも自分の使ったページであれば表示されます。
あとは、プロジェクト事にRAGができるので、色々便利?
フォルダ代わりになる。
一応はGithubリポジトリ公開してるので、プルリク大歓迎です。
ただ、ドキュメントを作る気力がなくて、、、
使ってみたい方がいらっしゃれば連絡ください
余談ですが、知的生産とかそういうのを考える時に前提としての記号創発システム論に興味があります。記号コミュニケーションとかを考えながら、自己閉鎖系の人間の知的生産とかコミュニケーションとかをこういうのを作りながら考えていったり、LLMとの知的生産コラボレーションについて考えたりしたいので作ってます。
Sikiについての宣伝(ai生成)
Sikiは、知識を意味で管理する、全く新しい構造のネットワーク型ナレッジツールです。
この新しいネットワーク型ナレッジツールは、ユーザーの知識の発散、収束を促進し、人間の知的生産とコラボレーションを常に増幅させます。
Sikiはこんな人におすすめ
ひらめきを常に求めるクリエイティブな人々
知的創造を探求し、セレンディピティを最大化する
N対N構造
既存のナレッジツールでは、知識は文脈によって一意に分類されていました。
例えば、ニュートンの文脈で登場する「りんご」と植物の「りんご」は、別のフォルダに含まれるでしょう。
どちらも同じ概念なのに、これは一見わかりやすいようで、全く柔軟性に欠けます。
同様に、ほとんどの表記揺れの問題も気になりません。
一方、Sikiでは、知識はフォルダの壁に囚われません。
これは、ベクトルデータベースという技術によって支えられています。
これによって、テキストをLLMが意味に基づいて知識を管理することが可能です。
難しいことはありません。今までのように、知識をフォルダで分類したり、wikiリンクを作ったりする必要がないだけです。
その代わりに、気になる箇所をインスピレーションに変える、ベクトル検索リンクを用意しました。
ベクトルリンク:思考の発見への鍵
ベクトルリンクは、私たちが「〇〇について考える」とき、似ている文章や文脈を結びつける機能です。これによって、類似性や構造を基に対象を比較・分類し、解析する人間の創造的プロセスをLLMと共同化します。
意味に基づく文脈の創造
通常のウィキリンクが単語を繋ぐのに対し、ベクトルリンクは文章から繋ぎます。これによって、組織化された文脈が生まれ、ユーザーはより豊かな情報環境にアクセスできます。
ベクトルリンクの活用法
やり方
ベクトルリンクは半角スペースもしくは改行で機能します。
1. ベクトルリンクの作成
気になった文章をベクトルリンクにすることで、関連する文脈を検索します。
2. 関連記事の表示
似ている文章が提示され、ユーザーは関連知識にアクセスできます。
3. 文脈の作成
元の文章と関連する文章を接続し、ユーザーの情報探索や、知識の組織化をサポートします。
4. 再帰的なループ
これらのプロセスは再帰的に繰り返され、より深い理解や新たな洞察が生まれます。
特徴
意味の類似性に基づく表示
リンクにした文章と、意味的に類似度の高いページが表示されます。
複数の行先
1つのリンクに、複数の関連記事へリンクされます。
動的な変化
ページの増減や内容の変更に応じて、行き先の内容も変化します。
情報の蓄積によるインスピレーションの増幅
Sikiに情報を入れるほど、あなたのベクトルリンクはより多くのひらめきを提供します。
分類やカテゴリーとの関連
ベクトルリンクは、分類やカテゴリーと密接に関連しており、ユーザーにとってさらなる情報の整理や理解を促進します。