N-バック課題
N-バック課題
観察者からは隔てられている壁の裏で、様々なアイテムが載せられて動いているベルトコンベアーがある
壁には窓があり観察者はその窓から常に1つのアイテムだけを見ることができる
観察者は窓から見えるアイテムが、今見えているアイテムの一つ前に見えたものと同じかどうか、2つ前に見えたものと同じかどうか、3つ前に見えたものと同じかどうかについて判断を求められる。
この課題を実施するには、観察者は見比べるべき2つのアイテムに関する情報を常に更新することが求められる。
つまり単に一定の情報を自動的に記憶に留めれば良いと言うわけではない
見えたアイテムが観察者が簡単に出会ったことのない殴り書きのような意味のないものである場合
この実験は、最近の感覚情報入力に駆動される動物を対象としたワーキングメモリ実験に似たものとなる。
しかしアイテムが文字であったり、単語であったり、一般的な事物の絵であったりする場合には、この課題を行うために、実験参加者の長期記憶に貯蔵されている内容が持ち出される。
直前に提示された感情情報とは、対照的に長期記憶に貯蔵されている
内容に導かれて行動するのは人だけに限られるわけではない
犬の未来の記憶を形成する能力は非常に限定されているように思われるが
長期記憶に貯留された過去の情報を用いる能力はなかなかある
興味深い違いは、これらの処理における前頭葉の関与の程度に関連していると言える