退屈せずに生きる
『暇と退屈の倫理学 増補新版 (homo Viator)』が示す「小人閑居して不善をなす」のようなものと距離を置くためには、私たちは退屈とのつき合い方を学ぶ必要がある。それは常に充実感に満たされていることを意味しないが、それでも適宜充実感が得られるのは悪くはない。そのために、作ることをする、こだわりを持って生きることが有効だろう。
「楽しく」生きるのではなく、「退屈せずに生きる」ことができたら及第点、という考え方。
from 🗂️倉下忠憲の事語り