自己意識の強さと自己評価の低さ
ストア哲学を通して、アンドリューはうつ病を大事な財産のように変えることを学んだ。「うつ病の人たちは自意識が強い。自己意識が強いあまりに、自分を過度に低く評価し、自分の理想とする基準に合わない小さな瑕疵のせいで自分を蔑み、完璧でないという理由でみずからを貶めてしまう。 自分がその他大勢と大差ない存在でしかない、という発想(相対化)が持ちにくい。
自分の客観的な状態ではなく、自分がそのとき考えていることばかりにフォーカスが当たってしまう。
理想とは、自分の中にあるイメージであり、そこにフォーカスが当たる
客観的的な自分の実態は、軽視されてしまう。