結城メルマガYMM370の感想
村上春樹『ノルウェイの森』が30年前、というのに驚き。
「じっくり考える」の二つのパターン
一つは「考えているあいだ、結論を定めないようにするパターン」で、もう一つは「すぐに暫定的な結論を出すけれど、それを最終的な結論とはしないパターン」
「最終的な結論」に至るまでの距離の置き方(間の作り方) ほかにパターンはありうるか?
すでに「最終的な結論」があってしまう場合に、その取り扱いをかえる、など?
それぞれに名前を付けるとすればどうなるか?
前者:放浪思考(wandering)
後者:プロトタイピング思考(思考の仮留め/半固定)
自分の通う高校には、数学のテストで低い点数を取ると、レギュラーと呼ばれ名前を貼り出されるなどの扱いを受ける制度があります。それがきっかけで「レギュラーとして晒し者になりたくないから、なるのがこわいから」と数学を学ぶ目的が変わってしまいました。
なにそれヒドイ。
あとレギュラーは「通例・正規のものであること」「いつも出場・出演する顔ぶれ」の二つの意味がありそうだけど、どっちの意味なんだろうか。
悩みごとパレートの法則
定量的に扱うのは難しいですが悩みごとの重みとその個数という二軸はどうでしょう。悩みごとがあると、私はそれを箇条書きにして書き出すようにしています。頭の中で考えている7
と、自分はたくさんの悩みごとを抱えているように感じがちです。でも、書き出してみると、実際に気になっている重い悩みごとというのは、そのうちの少数であることに気付きます。まさに、偏りがあるのです。悩みごとを箇条書きにして書き出すというのは、全体の分布を理解するために必要なアクションだったのです。
これはたいへん効果がありそう。
自分もよくやる
書き出すこと/可視化すること、は管理すること/制御することの準備と言える。
頭の中にあるときは気になっている「それ」が頭を占めてしまい、日常の何もかもが不安に支配される
その視線の傾きを元に戻せる