章題「個から小さな複数の公共圏へ」@『僕らの生存戦略』
穴の空いた公共空間
どこに向かっていけばいいのか?
動員が答えか?
極端な考え方
二者択一
自己啓発について考える
自己啓発と自己責任論の接続
自己啓発が自己責任と癒着して、他者の阻害が始まる
これを回避したい
やりがいを与えること。
意味を与えること。
作法・行動規則・手順を与えること
他者によって啓発される自己啓発
自己啓発の危険性
自分だけが、という考えになりやすい
自己責任論を喚起しやすい
自己に対する罪悪感を惹起しやすい
国破れて山河あり
統計的に処理される「僕ら」
つながりが生んでしまう疎外
できることは限られている。だからできる。
個人という考え方が苦しめるもの。
断片的な僕たち
全てはできない
人は皆自分が解決できる問題に取り組む。解決すべき問題ではなく。
完璧な安全は、強力な共同体の復興につながる。現代では、それはプラットフォームになるだろう。多様性の喪失。
自己犠牲ではない形で
ヒーロー幻想とポストヒーロー
24時間は戦えない
世界は救えない
価値を強調しようと頑張ると、無価値の領域は増えていく
過剰な接続を切断することは有用
なにもかもが孤立することが正解か?
国家と大きなプラットフォーム問題
アウトサイダー
アウトサイダーであることをしぶしぶ受け入れる
はぐれていること、違っていくことを活かす
情報とは差異
喫煙者と元喫煙者
どちら側の気持ちもわかる
こうもり
簡単に断罪できない
自分が少数派だからこそ、多様な価値観を認めることに是と言いたい
でなければ、自分たちが多数派になって別の人を少数派に押しやることしかできない
巨大プラットフォーム力学
巨大プラットフォームではない、かといって孤立した個でもない
マストドン
プラットフォームが勝者となるだろうこの世界で
みんなを救おう、というのは無理
でも、自分の手が届くだけ、というのは狭いし、広がりがない。
閉塞的ですらある。
少し、手を伸ばす。
それがたくさんあれば、誰かが包摂される、かもしれない。
ずっと繋がり続けている必要もない。ネットワークは変化していく。
可能ならば一つの手を伸ばす
たとえそれが少しの背伸びなのだとしても
生きづらいこの社会を言祝げるか?
外れているからそこ、その人にしか書けないもの
難しくても、憎悪では何も生まれない。
憎悪がもたらすもの
剣で栄えたものは、剣で滅びる
巨人にもいろいろなサイズがある
逃げ道だったネットに、リアルが浸食してきた状況について
つながりすぎないつながり
ぐねぐねと変質するネットワークのイメージ
自己犠牲を美化しない。かといって、自己に閉じこもることも賞賛しない。