完璧な被害者
誰かを糾弾・非難しているとき、とくにそれが声高に行われるとき、当人の中では完璧な
被害者
像が成り立っている。
自分に非はいっさいなく、自分が相手に被害を与えている可能性(つまりお互い様である可能性)も皆無、という認識が成立している。
無謬
な存在。
この状態では、
対話
の可能性はピタリと閉じられてしまっている。
あと、そういうときに振りかざされる
ロジック
は、基本的に
建前
でしかない。(何かを組み立てるための材料でく)
人を殴るための角材
みたいなもの。
→
「論理的」のドグマ性
インテリとリベラルな態度。
他人を下に見ている。
なにも政治哲学だけの話ではない。