ページを切り出すかどうか問題
from 2025/5/3
from:/practicefield/2025/05/02 | /choiyaki/20250502日誌
ページを切り出したほうがよいものとそうでないものがある。
リンクの意味(オントロジー)によって変わってくる
Cosenseではそれはページの機能によって変わってくることを意味する
そのリンクがついているページを一覧したい→リンクに対しての操作が不要
「リンク」だけがあればいい→リンクを添えるだけ
中身も見たい→infobox
リンクを並べたい、情報を添えたい→リンクに対しての操作が必要
ページ内に記述
2025/5/3のページは、テーゼではないし、タイトルにメッセージが含まれているわけではない。
一覧するだけならば、ロギング日報とか5月のノートなどのリンクを付与すればいい。
中身も抜き出したいならば、infoboxを使えばいい。
ここまでは簡単。
2025/5/3のようなページには、複数の(雑多なもの)が書き込まれている。
それらの記述(エントリと呼ぼう)を、どう扱うか
ページとして切り出す
リンクを添えるだけ
infoboxのリンクにする
A. エントリが固有名をタイトルにし、中身がその説明になるものは切り出した方がいい
もっと言えば、それを他のエントリー、ページの記述に使うものは。
B. 「これって、あの文脈に関係するね」というものは、難しい
https://gyazo.com/163d62bc927be14d8ce0da4e5cebd86f
https://gyazo.com/6d4bf99e2fcc6c10c9fa34ef0fdeff9e
こういう感じで、つまりTwitterのハッシュタグのような感じで文脈を添えるようなリンクのつけ方はinfoboxでの抽出が向いているという気がする
また、ページの実体がないページは本文の記述がないので2hoplinkが存在しない。そうしたものはinfoboxに置き換えても支障はない。
infoboxがあれば無理にページを切り出す必要はないのかもしれないというページは、実体があった方がよく、内容がテキストで説明された方がいい。infoboxでそれがついたページが列挙だけでは十分ではない。では、内容の記述+infoboxであればどうか。本文で内容を説明し、加えてinfoboxでそれがついたページを抽出したら? その点が2hoplinkが有用かどうかがかかわってくる。
テーゼの確認→リンクは多ければ多いほどよいわけではない
ここ最近考えていた、「考えたいこと」などのピックアップがこの問題にかかわっている。あるいは雑多なメモはどのように扱うか?も。
日ごとノートの中に「考えたいこと」に関するエントリが含まれている場合、それを、
切り出して、「考えたいこと」リンクを付けておく、あるいは「考えたいこと」ページにリンクを書き足す
「考えたいこと」のリンクを付けて、それをinfoboxで抽出する
という二つのルートで処理することができる。そのどちらが「良い」のか、という問題。
この問いそのものがミスリーディングなわけだが。
たとえば、買ったものやもらったものを日ごとノートに書いたとする。
そのとき、買ったものの名前をタイトルにしてページに切り出すこともできるし、#買ったものを付与してinfoboxで抽出することもできる。仮に抽出したら、#買ったもののページには、日ごとページがズラズラと並び、日ごとノートの該当箇所が抽出できる。ページを切り出す操作は一切必要ない。しかし、その買ったもののタイトルは、その段階ではタイトルになっていない。よって、ブラケットをつかって「名指す」ことができない。オブジェクトとして操作することができない。
だとすれば何が言えるか?
後々操作可能なようにすべてをページとして切り出す(=オブジェクト化する)という指針はありうる。Capacitiesを使うとそういうことになる。
infoboxを使えば、オブジェクト化せずとも(リンクを添えるだけで)「一覧」が可能になる。
天才的なひらめきが付与されたエントリだけを抜粋したいなら、infoboxで十分事足りる。
たとえば、以下のようなエントリはいかにも独立ページにしたい
https://gyazo.com/13492a11202dd16241aa48b5c3667d77
商品名タイトルにして、個別ページにする
「買ったもの」というハッシュタグをつける
さらに「庭製品」みたいなハッシュタグをつけておいてもいい
そうすれば「買ったもの」をずらっと並べて閲覧できる
そういうのが得意なのがCapacitiesである。
一方で、じゃあこの椅子を以降「名指す」ことがあるのかというと微妙ではある。
せいぜい別の日に「壊れた」などと報告する場合だけだろう。
倉下の生活において、あきらかに「書名」オブジェクトとは重要性が異なる。
もちろん、いろいろな変化があり、倉下がガーデニングYouTuberとなって、情報を整理する必要が出てくるかもしれない。そういうときにはページが独立して存在した方が嬉しいし、そうでなくても後から適切に見つけられるようになっておいた方がよいとは言える。とりあえずページにする、「買ったもの」というリンクだけ付与してinfoboxだけを設定しておく、というやり方をしておけば、将来の可能性にケアできる。が、それを無限に行うことはできない。
たとえば(企画案)のページは最初リンクを直接書き込んでいたが、infoboxの機能が追加されたので、それも使っている。で、中身を閲覧するだけならばinfoboxで十分。ただし、並び順を変えたり、思いつきを書き足したり、見出しを付与してグルーピングしたりはできない。そうした操作は本文で操作しなければならない。
なんというか、この話は複数のレイヤーが入り交じっていてなかなかまっすぐな議論が展開できない。
暫定的な指針の確認
日ごとノートではないページ
日ごとノートではないページにおいて、ある記述が膨らんできたらそれを別ページに切り出すのは適切な振るまいと言える
また本文中のMy キーワードをリンクするのも適切
では、そのページが属していそうなコンテキストへのリンクはどうか?(これをハッシュタグと呼ぼう)
日ごとノート
書いたエントリが、自分の中で明瞭なオブジェクトであれば、その名前をタイトルにしてページを切り出す
エントリがオブジェクトではなく、属しているコンテキストを感じるだけならば?
そのハッシュタグを添えておく
エントリを一覧するだけで済むならばそのままの状態でOK
エントリを操作したいならば、本文に記述する