アイアンマンと倫理
ハルク、ウルヴァリン、グリーン・ランタン、アイアンマン、
バットマン、スパイダーマン、キャプテン・アメリカ、
ミスター・ファンタスティック、ソー、スーパーマン
キャプテン・アメリカのような正義観は持ち合わせておらず、基本的に自己の欲望を全面的に肯定していく。 倫理的なロールモデルには決してならないだろう
その彼は、テクノロジーによって、自己を拡張している。
そのテクノロジーは、自己に追加される強化外部装甲であり、アタッチメント・プラグインでもある
他者にも利用できるし、
人工知能を載せて、自律的に動かす、ないしは操作することが可能となる
また、外部装甲は、仮面の全体版でもある。
その意味で、トニー・スタークは、まさしく現代の我々自身(あるいはそれが目指している方向)を示す存在と言えるかもしれない。
その彼が、いかなる倫理観を立ち上げるのかは、考察する意義があるように思う。