『思考の技法(ちくま学芸文庫)』
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出版日:2020/5/12
ISBN:4480099778
知的創造を四段階に分け、危機の時代を打破する真の思考のあり方を究明する。『アイデアのつくり方』の源となった先駆的名著、本邦初訳。解説 平石耕 あらゆる知的創造は、“準備”“培養”“発現”“検証”という四つのプロセスを踏むことで生み出される。では、人間がもつ思考の可能性を最大限活用し、「ひらめき」を意識的に生み出すような方法とはどのようなものか―。バーナード・ショーらとともにフェビアン協会の中心人物であったイギリスの政治学者・社会学者グレアム・ウォーラス(1858‐1932)。彼は、混迷を深める危機の時代にあって「思考」がなによりも重視されるべきと考え、そのメカニズムを原理的に究明しようとした。
目次
はしがき 007
凡例 010
第1章 心理学と思考 011
第2章 意識と意志 035
第3章 技法に先立つ思考 047
第4章 コントロールの諸段階 069
第5章 思考と情動 102
第6章 思考と習慣 130
第7章 努力とエネルギー 149
第8章 思考のタイプ 172
第9章 意識の遊離 208
第10章 教育の技法 232
第11章 公的教育 263
第12章 教えと実践 285