『対話をデザインする』
https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/41CdTG7tyeL.jpg https://www.amazon.co.jp/dp/B07SR2JKHP/ref=dp-kindle-redirect?_encoding=UTF8&btkr=1
人と話をするときに、どういう言い方をするかということばかり、気にしていませんか? 対話において本当に大事なことは、対話を通して伝えたいことは何か、ということです。そして、対話を通して何を伝えるのかということは、あなた自身にしか決められません。本書では、自分の「テーマ」を発見することから始めて、話題の決め方、他者とつながり他者を理解する方法、納得と合意の形成まで、生活や仕事における対話とあなた自身の《生きる目的》の関係についてわかりやすくお話ししていきます。 深く考えて、決して寄りかからず、遠いまなざしを持ち、ゆるやかな連帯を築く、という生き方。つまり、自分の「生きる目的」に沿って、自らのテーマについて十分考えていく、それは決して人のせいにはしない、でも遠くを見よう、そして、そのことによって他者と、あるいはコミュニティの中でのゆるやなか連帯を結ぶことができる、このような生き方です。
このことが、個人の生活や仕事の充実と活性化にもつながるとわたしは考えています。
こういう生き方をめざす新しい活動、それをあえて対話と呼びたいのですが、このような認識は、個人と個人、個人と社会を結ぶ視点を支えるものでもあるでしょう。それぞれの効率的利の追求のあまり、個人のあり方がエゴイスティックなものに陥らないよう、社会的行為主体自信の人間性回復のために何ができるのか。
より広い意味での自己と他者、個人と社会を結ぶことの意味を考えること、これが、これからの自己・他者・社会を結ぶ対話のデザインとなるものだと思います。