“カードの操作のなかで、いちばん重要なことは、くみかえ操作である。”
“カードの操作のなかで、いちばん重要なことは、くみかえ操作である。知識と知識とを、いろいろにくみかえてみる。あるいはならびかえてみる。そうするとしばしば、一見なんの関係もないように見えるカードとカードのあいだに、おもいもかけぬ関連が存在すること気がつくのである。そのときには、すぐにその発見をもカード化しよう。そのうちにまた、おなじ材料からでも、くみかえによって、さらにあたらしい発見がもたらされる。”
梅棹にとってのカードを「くる」こと
『知的生産の技術』(梅棹忠夫)