21世紀のブログ論
21世紀のブログ論
プロブロガー話で荒らされてしまったブログ論を、ブームが去ったその後でもう一度考える。
どのように位置づけるのか。基本的には趣味か仕事(実益)かという二項対立だが、それを脱構築して、どちらでもありうるものとして、その変化の可能性を踏まえて考えられるのではないか。
そこでは単に新しい技術を使う(WEB3)的な話ではなく、懐かしのHTML日記や掲示板など、古き良きインターネットへの回顧も含んだ流れになるのではないか。文化はまっすぐには進まない。
さらに、単に記事を書くだけでなく、「サイトを作る面白さ」というメイカー、クリエーター的な視点もありうる。
最後に、そうしてサイトを作ることは、「場所/居場所」をつくるのだ、というより大きな話につながっていく。
これは『僕らの生存戦略』の一つの章に相当する内容でもある。