2024年2月着想メモ
読むこと
散歩としての読書
February 21, 2024 at 03:08PM
通行としての読書、散歩のとしての読書がある。前者は効率が役立つが、後者はそうではない。
読む訓練
February 21, 2024 at 06:16PM
読む訓練は、「読めない」との遭遇から始まる。それくらい僕たちは「読めて」しまう。
目に入った言葉を自分の関数f(x)に入れて、その出力で読めたことにする。書き手の関数を探ろうとはしないままに。
テキストをテキストとして読む
February 26, 2024 at 09:18PM
テキストをテキストとして読むことは、フラットで中立的な姿勢というよりは、意識的に信じる姿勢が必要なのかもしれない。
これは自分とテキストの関係によって違ってくるのだろう。
知について
知の有り様
February 01, 2024 at 07:10PM
身体的知性というのは結構たいせつな気がする。
たぶん、生活的知性がそのすぐそばにある。
前提と当たり前
February 01, 2024 at 07:02PM
自分が前提にしているものは何かを捉えた上で、その前提を捉え返すことができないかを問う。
"当たり前"を離れたところに、"有り難い"が生まれてくる。
ポスト教養主義
February 11, 2024 at 10:46AM
かつて教養主義の時代があったとして、今はそうでないとしたら、今はそのレイヤーでは何主義の時代と言えるのだろうか。
これは、ポスト教養主義について考える、ということになる。
問題の理解に時間をかける
February 25, 2024 at 08:38PM
問題をすばやく解決するために、問題の理解に時間をかける。
落ちる場所は腹?
February 29, 2024 at 01:33PM
そういえば「腹落ちする」という表現は僕はあまり使いませんね。僕の実感とマッチしていないのかもしれません。
コスパ的思考
局所最適と似ているが、最短の経路が選択されたことで浅い部分に留まり、そこから抜け出せなくなる、ということが「コスパ的思考」では起こりがち。
知的な態度
February 06, 2024 at 06:30PM
「知的な態度」という場合、人によって異なる(むしろ逆向き)のイメージが浮かびそう。
答え
February 24, 2024 at 11:00AM
答えそのものが必要な場面もあるし、答えに至る考え方が大切な場面もある。
考えの方向
February 15, 2024 at 08:25AM
何度も考えてそれでも的外れが続くなら、たぶん向かう方向が違っている。
細かい手の角度の調整などではなく、ぐるっと別の方向を向いた方がいい。少なくとも、そう挑戦してみる価値はある。
むしろ逆に言えるだろうか。私たちは手の細かい角度調整に躍起になっているとき、方向を変えるという選択肢を見失っている。
言い換えると、「どう書くのか」以前に、「何を書くのか」がズレていたら、辿り着けない。
学ぶことは傷つくことから始まる
February 02, 2024 at 07:27PM
「自分は完全に理解している」という状態からは学ぶことが始まらないわけで、つまり学ぶことは傷つくことから始まると言えるだろう。
「わかる」を遅延させる
February 04, 2024 at 01:55PM
人は直感的に「わかって」しまうので、それをいかに遅延させられるかが理解の鍵だろう。
何でも知ってる気分
February 05, 2024 at 09:22PM
「なんでも知っている」著者の本を読むことで、自身をそこに投影する。
「わからない」がそこにあることが見えてこない。
知と行動をつなぐもの
軽んじることの強化
February 04, 2024 at 11:42AM
あまりやらないから、その価値がわからず軽んじてしまい、それがまた「やらない」ことを構造的に強化していく。
抽象と実践の間
February 25, 2024 at 08:32PM
数学や哲学の抽象的な思考には力があり、ライフハック的な具体性は実践のしやすさがある。
実行・行動について
一分間タスク管理
February 07, 2024 at 11:29AM
「やること」の整理には二種類ある。手持ちの「やること」を按配することと、そもそも自分の「やること」とは何かを考えること。
練習が大切
いろいろな事柄について「練習」が大切ですね。
技術とプロセス
February 06, 2024 at 06:32PM
メモを取ることも、ノートを取ることも技術であって、練習が必要。つまり、あるラインに向かうプロセスがそこにある。
やれば進む、進むがしかし
February 02, 2024 at 06:55PM
すべてではないにせよ、「着手さえすれば進む」という事柄はある。一方で、「進んではいるが、何の益にもなっていないこと」もある。判断が必要だろう。
物事の進め方
February 19, 2024 at 05:46PM
雑に言うと、物事は官僚的(官僚機構的)に進めた方がいいこともあるし、そうでないこともある。
アンビバレントな進行
February 17, 2024 at 08:35AM
現実の進行、つまり生きることによって更新・改定されていく思考と、それを固着化させる書くという営み。すでにアンビバレントが潜んでいる。
飽きもせずに
February 27, 2024 at 11:13PM
飽きもせず、繰り返し同じものを見ることができているとき、脳はたぶんスポンジのように吸収状態になっている。
人の行為
February 25, 2024 at 09:29AM
ただの人がいて、担う役割があり、舞台としてのシステムが動いている。それらの作用によって、各々の行為が生成されていく。
製作
余熱で中まで火を通す
February 06, 2024 at 06:36PM
ハンバーグとかで、「余熱で中まで火を通す」というのがありますが、概念的に好きですね。そういうの。
文を生みだす関数
February 13, 2024 at 09:11AM
文章を、というよりも文を考えているとき、そこにどんな関数が動いているのか。
・どんな流れか
・何を書きうるか
・何を書くべきか
あたりが同時多発的に検討されている気がする。
二つの力
February 21, 2024 at 02:08PM
トップダウンによる統治と、ボトムアップによる創造。異なるこの二つの力をどう利かせるかが"システム"の胆。
生ぬるい社会
February 03, 2024 at 04:52PM
冷たい社会と熱い社会の対比で考えたとき、「生ぬるい社会」というのも想像できる。
「生ぬるい社会」とは何か、という話の手前に、「冷たい・熱い」というメタファーによる二項対立が、そのメタファーの意味の余剰によって撹乱されうる、という点が興味深い。
動きと流れ
February 04, 2024 at 09:12AM
僕がノウハウを助動法として位置づけているのは、「動き」に注目しているからで、それは整えることで「流れ」や「巡り」にもなりますし、他への「波及」へもあって、なかなか広がりのある概念だなと思います。
転けること
February 25, 2024 at 10:20AM
理想と現実はシームレスにつながっているわけではなく、どこかで転けるのだろう。
転けることも「動き」の一種として捉えると面白い。
かたさとやわらかさ
February 06, 2024 at 11:09AM
デジタルツールの場合、プロセス型アウトライナーが一番「やわらか」く、PDFや epubファイルが一番「かたい」だろう。
文章が出来上がりに向かうことを「文章をかためる」と言うが、そういうかたさをどう作っていくか。
やわらかくないと考えられないが、やわらかいままだと完成しない。
定期的に紙でこざねを作りたくなるのは、固定感を求めているからなのかもしれない。
欲の綱引き
物事を広げていきたい、増やしたいという欲と、まとめたい、減らしたいという欲の綱引き。
理想と現実
February 11, 2024 at 07:46PM
自分の理想を相手に投影し、そこからの減点で評価するとき、相手のことはほとんど見ていない。
膨大な世界
February 12, 2024 at 10:01AM
この世界に膨大な人がいて、それぞれが異なる人生を経験しているのだと想像すると圧倒されますね。
努力・工夫・hoge
努力ではなく工夫、というのが個人的な感触だが、しかしそれは工夫という名の努力とも捉えられるわけだ。
というよりも、努力・工夫・hoge、みたいなので領域が描けるかもしれない。
コスパ
February 16, 2024 at 07:02PM
コスパって有用な観点だけど、コストとパフォーマンスが測定できているのか、という問題が常にありますね。
待つという選択
February 16, 2024 at 08:21PM
先回りして答えを押し付けるのでもなく、放置してただ相手が答えを得るのを待つのでもなく、「問う」という選択肢がある。
考え方・生き方
楽しいことはつくれる
February 18, 2024 at 10:21AM
案外知られていないかもしれないが、「楽しいこと」は自分でつくれる。
こだわり
February 21, 2024 at 01:57PM
気楽な気持ちで始めたとしても、長く続いていると何かしらこだわりみたいなものが芽生えはじめる
ゲーム的
February 04, 2024 at 10:29AM
「ゲーム的」という表現、人によって受け取り方の幅がかなりありそうだ。
生きることに不器用
February 27, 2024 at 11:04PM
不器用という言い方があるが、人は皆、生きることに不器用なのだろう。なんとなく、ルソーの気持ちもわかる気がする。
だから僕たちはいつも物語を必要としている。それがどのような形をしていても。
だから、他の人といっぱい話した方がいいし、そうでなければたくさん本を読んだり作品に触れた方がいい。そんな風に、自分の不器用さと折り合いを見つけていく。克服なんてしようもないのだから。
情報整理
リストそれ自体がリマインダー
表現が難しいが、リストは、単にインデックスであるだけでなく、それ自体がリマインダーにもなる。
それぞれに違った形で
February 22, 2024 at 02:18PM
それぞれの人の情報ツール利用には経路(歴史)があるので、部分的にみれば不思議・不合理・不自然に思えるものが含まれる。
事実と物語
February 19, 2024 at 12:22PM
事実はクールで、物語はホット。あとは適温をどう保つか。
期待とのズレ
February 22, 2024 at 10:47AM
期待とのズレには、「そうじゃないんだよな……」と「おぉ、そうきたか!」があると思うんだけども、どういう差異だろう。
網の目の細かさ
February 22, 2024 at 01:56PM
網の目をどんどん細かくしていけばこぼれ落ちるものは減る。でも、網の外にあるものはあいかわらず拾えない。
強さとは何か
February 22, 2024 at 08:58PM
「強さ」とは何かを考えたときに、少なくとも「弱くないこと」ではないなと思う。
矛盾
February 24, 2024 at 07:11PM
自分の中にある相反する気持ちに気づいていないと、矛盾に立ち向かうのは難しいのだろう。 メタ・メソッド
February 25, 2024 at 06:00PM
メソッドとしてのフレームワークよりも、もう一段抽象的なもの。箱的なイメージ。そこに自由に技法を配置していくイメージ。
自然と管理の間
February 25, 2024 at 06:54PM
効率を追求しすぎると、管理の弊害が強まる。かと言って、何の工夫もないのは能力を発揮させにくい。その間くらいを動き続ける。
整理とマネジメント
February 26, 2024 at 11:43AM
整理に関する問題と、マネジメントに関する問題は似た構造にありように思う。
対話のコスパ
February 26, 2024 at 02:35PM
短期的なコスパ視点において、「対話」ほどコスパが悪いものはないだろう。すると、配慮の効いた忖度か、論破で一方的にねじ伏せるかということになる。
商売感覚
February 29, 2024 at 12:47PM
僕の語彙空間だと、「ビジネス感覚」と「商売感覚」はちょっと違う。