Scrapboxは飛躍が多い
雑なメモです
今はScrapboxの有用性をいろいろ説いていますが、僕は最初から馴染んでいたわけではなかったので、そのメモを残しておこう。
10年以上研究室で運用されていたので、その間にいろいろな実験が多数の人によって積み重ねられています。
僕が初めてみたときの感想は、イケていないというものでした。
そもそも僕はそこそこのmarkdown派でした(といっても画像記法は正確に覚えておらず、知ってる記法は3つくらいでしたが)。 当初のプロトタイプの関連ページが1hopも2hopも混ざって表示されるものも、いまいち利便性が理解できませんでした。
これは後に現在のように関連ページの中で分けて表示されるようになりました
一行単位のソース編集とシンタックス表示はよいな、と思いましたが、全部が箇条書き表示される様子があまりカッコイイとは思えませんでした。
ページに画像をつけて、視覚的にメタファーが分かるようにするというアイデアは、よいと思いましたが、画像がダサい
結局、自分でプロトタイプをモダンなデザインで作り直し、使ってみて、その上で延々と議論して、ようやく理解できたというのが、今です。
増井さんが説得力があるのは、研究室のページが1万ページ弱あり、他の類似ツールがやっているような方法は、その10年間ですべて試されており、全部スケールに失敗したため、いまの方法に落ち着いているという事実です。
突飛なことをしているというよりは、落ち着いていまの形になっています。
他の人に話を聞くとほとんどの組織のWikiは大してページ数がないことが多い
けれど初めて使う人には10年分の飛躍がある
いろいろ特殊な発想のツールだ、と見えてしまうようです。
僕がScrapboxに違和感を持ったことリストその納得の過程
行単位のアウトライン編集。 Markdown(or普通の文書っぽい書式で)書きたい
行単位のコード編集と、編集画面&プレビュー画面が分割されていない編集方式
分かれているのはそもそも最悪です。これはすぐに慣れました
すぐによいなと思ったこと
顔アイコンrakusai.icon*2 ←こういうやつ