ユースケース記述
ユースケースについて,ユーザやシステムを主語にして,それらの相互作用の詳細を文章にまとめたもの.
作成のユースケースを対象にするとうまくいきやすいらしい.
ユースケース記述の例
ユーザは校閲画面を開くボタンをクリックする.
システムは,校閲対象の原文と翻訳文を取得し,表示する.
ユーザは原文中の翻訳の欠落箇所を範囲選択する.
システムは,翻訳の欠落を指摘するモーダルを表示する.
ユーザは,翻訳の提案を入力して,登録ボタンをクリックする.
システムは,提案を保存する.
ユースケース記述からユビキタス言語を発見することができる場合がある.
「(翻訳の指摘として)翻訳の提案を入力する」は「欠落指摘コメント」とユビキタス言語を与えられる.
この場合,翻訳は自明なので入れなくても良い.
ユースケース記述の例をユビキタス言語に置換してみる
ユーザは校閲画面を開くボタンをクリックする.
システムは,校閲対象の原文と翻訳文を取得し,表示する.
ユーザは原文中の翻訳の欠落箇所を範囲選択する.
システムは,「欠落指摘」モーダルを表示する.
ユーザは,「欠落指摘コメント」入力して,登録ボタンをクリックする.
システムは,「欠落指摘」を保存する.