キャッシュメモリ
主記憶装置の動作はCPUに比べて低速であり,こうした速度差を埋めるための仕組みである.
CPUと主記憶装置の間に主記憶装置より高速に動作するメモリICのSRAMを配置し高速化する.
設置される場所により異なるレベルが存在する.
table:level
キャッシュレベル 設置位置 容量
L1キャッシュ CPU内部 8kb, 16kb
L2キャッシュ CPU内部あるいは外部 128kB-1MB
L3[キャッシュ CPU外部 数MB
命令キャッシュを効果的に利用するには,頻繁に実行される処理部分をキャッシュメモリの容量に収まるようにまとめると良い.
キャッシュメモリを多段構成にするCPUもある.