双眼鏡アタッチメント
光通信の通信距離を伸ばすためには、送信側赤色LED、受信側フォトICダイオード、それぞれにレンズが必要となり、電子工作よりも難しくなる。「平行を保つ 2組のレンズ群」そんな都合のいい汎用品が、双眼鏡だ。左を受信部に右を送信部として、接眼部にピッタリとはまる筒こそ、双眼鏡トランシーバだ。
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光通信では、蛍光灯のちらつきがブーンといったノイズとなってしまう。送信側赤色LEDの赤色だけを透過させるため、赤セロハンを受信側フォトICダイオードの前におくと、ノイズが消えた。レンズを用いないこの構成での通信距離は 1mほどだ。
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接眼部にピッタリとはまる筒は、3Dプリンタで制作する。送信側、受信側それぞれの電子部品は、貫通穴で空中配線する。昭和の小学生だった私の空中配線は「平ラグ板」だった。令和の小学生には、アリの巣の穴をアリが行き来するように配線してほしい。毎週日曜日、私は小学生に戻ることができる。45年前に戻る。昨日もそんな日曜日だった。
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フォーカスを無限遠に合わせれば、光はそのまま直進するはず。2組のCW双眼鏡があれば、双方向の通信ができるはず。
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TX(送信)右目接眼部にLEDを付け点滅させる
AMモード
CWモード
800Hzを矩形波を作り、フィルタで擬似正弦波にする。
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RX(受信)左目接眼部に光センサを取付け受光する
AMモードとCWモードは同じ
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