第2回目伝搬実験、当日の運用の様子(JN1GGZ)
昨日の #433over100 kmプロジェクト、一番の目的「ハンディ/ハンディ」通信は「JJ1HMQ /那珂市 - 100km - JK1NUY /川越市」「JK1MQZ /那珂市 - 122km - JO1AIJ /入間市」で成功。当日、那珂市からは38km先の筑波山が雲で覆われ、Condxは最悪で私は内心、「今日は無理だろう」と思いながらでしたが。 https://gyazo.com/69b65fad73da6c02163c70bb16f18fae
前回の実験で得た「女体山からのパス幅 200-300m」から、あらかじめ通過地点を想定しておきました。今回は厚い雲により、そのパス幅がさらに狭められた印象でした。JN1GGZは常置場所の狭山市から、JN1EMGは筑波山を背に白岡市まで、パス下を縫うように走行し、筑波山回折の要因を推察しました。
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通常山岳回折ではパス幅がここまで狭くならない。100km超の2地点のパスが通るのは、筑波山の1地点のみ、女体山山頂だけでした。女体山山頂にパスの要因となる特殊要因がありそうだ。岩だらけの山頂と、もしかすると筑波山神社の銅板屋根かも。3回目の実験の前に、この女体山を訪ねて肌で感じてきます。
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那珂市からちょうど100kmの国道16号上江橋脇にある、大宮駅西口行きのバス停「本郷裏」。裏側に回るともう一つ、時刻表にない路線があった。それが「筑波山経由 那珂市行き」のパスだったとは・・・。あまりにも話が出来すぎてしまい、 #433over100 kmプロジェクトがリアリティを失ってしまいそうだ。 https://scrapbox.io/files/640f132f1fa6f0001cf5ca63.jpg
想定していた「上江橋緑地南ポイント」では入感せず、帰りがけ偶然ここで受信できたという。このバス停「本郷裏」は河川敷の土手の上、錆びた鉄板壁は待合ベンチの風除けだ。那珂市から100km飛行してきた信号をこの壁でいったん受け止め、この壁との距離や角度を調整し、最良点を探し交信できたと。
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無線とは「線が無い」ことではなく「線が見えない」だけなのだ。 #433over100 kmの交信は「糸電話」そのものだった。100km離れた2地点を結ぶ見えぬ糸を、緩めてもだめ引っ張りすぎてもだめ。雲に隠れる筑波山を、それでもお互いに見つめあい、友人局を信じることが交信につながったのだろう。 https://scrapbox.io/files/640f7db5e85ec7001be7868a.jpg
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今日は天気はいいのですが、伝搬はよくないようです。筑波山山頂から水戸市方面は、この雲の下になるからでしょう。 #433over100 https://scrapbox.io/files/640d01038a084e0020a15400.png
リアルタイムでR16FR移動チームの位置をAPRS mapで確認することができます。「久喜JCT」から東北道を北上中です。付近を表示させると「JL1HPH-9」が見つかります。コールサイン「JL1HPH」で検索することもできます。 #433over100 https://gyazo.com/a30148940884e13ed4f1a4cf4a584b5b
おはようございます。いつもの常置場所に到着しました。今日の「那珂市 / 青梅市:433over100kmプロジェクト」ご参加お願いします。先ほど見送った、R16FR移動チームは狭山日高ICから、茨城県那珂市に向け出発しました。 #433over100 https://scrapbox.io/files/640cf8fc996a32001b7956cc.png
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