想像力の肩代わり力
想像力の肩代わりをする、という考え方がある
優れたエンタメなら備わっている
ビジネスの成立には必須なので重視される
絵は、第三者目線において「動く / 動かない」は印象に大きく影響する 単体の絵(2D)は、なかなか動かない
アクションなら顕著に動く
ドット絵はよく動いてきた
Live2Dが使われていると動く
映画、アニメは動く
漫画は連続するコマで動きを表現できる
3Dも考慮すると、こちらは動きがある / 動かして見る(動きを伴う)ことが多い
3Dゲーム
3Dアバター
ボーンが入っていない、造形としての3DCGも、XYZ軸を回転させて鑑賞できたりする
デジタル / アナログの差とは異なる
油彩や鉛筆画は動かず、石膏像やインスタレーションは多方向から鑑賞できる
本来、単体の絵を楽しむとき、動かないゆえに閲覧側の想像力も構成要素になる
描かれた人物や機械がどう動くか想像すると楽しい
描かれている場所や時間帯を読み取って味わうと楽しい
このとき、何らかの動きが加わると、閲覧側の想像力を肩代わりできる
動きは表面の一部
想像力の格差を問わずに楽しめるものになる
想像力がなくても、解答(期待)から答え合わせ(肩代わり力の評価)ができる
他の肩代わり方法もある
声、BGM
何らかのテンプレ
伏線がひとつ残らず回収されるストーリー
挿絵がない小説はもっと想像力が必要
mk.iconがSF小説をよく読んでいた時期、それまで自分一人では思い描いたことがなかった光景が描写されるのを期待していた
その描写を味わう、楽しむのに利用できるのは文字情報だけ