盧溝橋事件
通州事件の発端と言っても過言ではありません。国民党政府は日本軍からの攻撃を受けたと言い、日本軍は国民党軍から攻撃を受けたと言っています。
双方がお互いに、相手の方から攻撃を仕掛けてきたと言っているわけです。辻褄が合わない背景については、国民党軍と日本軍を戦わせて、お互いに遺恨を残すように共産党が仕組んだ陰謀という説があります。
事実、共産党のパンフレットには「盧溝橋事件は我が優秀なる #劉少奇 同志の指導によって行われた」と書かれており、周恩来首相は「共産党軍が日本軍と国民党軍に発砲し、日本軍と国民党軍の相互不信を煽って停戦協定を妨害した」と発言をしています。 盧溝橋事件に関する一考察|藍金黃