上海
https://scrapbox.io/files/628e6b52bbae390021a69903.png
1機の中国軍爆撃機から2つの爆弾がチベット通りとエドワード7世大通り(国際共同租界とフランス租界の境界線である)の交差点付近に落とされた。直後に巨大な炎と激しい爆発が起こり、450人が死亡、5人の外国人を含む850人が負傷し、12台の自動車が破壊された。さらにもう一発の爆弾がキャセイホテルとパレスホテルの間に落とされ、爆発で12人の外国人を含む数百人以上が死傷した。重量約1,000ポンドと見られる爆弾により、半径50メートルの範囲が壊滅した。犠牲者の大部分は、その服は完全に引き剥がされ、体はバラバラにちぎれた。一つの遅延起爆型と思われる爆弾は、周囲の被害は限定的だったものの、コンクリート、石敷、及び固めた地面の層を貫通し、通りに幅3メートル、深さ2.4メートルのクレーターを造った。 その31分後には、婦女子の避難所となっていた大世界娯楽センター(英語版)に2発の爆弾が落とされ、1,012人が死亡、1,007人が負傷した。 この一連の爆撃で #ノースチャイナ・デイリー・ニュース (英語版)会計部長ウィリアムズ、 #チャイニーズ・レコーダー 紙(英語版)記者ローリンソン、上海市参事会員エスリン、プリンストン大学教授ロバート・カール・ライシャワー(Robert Karl Reischauer, 1907-37)、南部バプテスト連盟の宣教師フランク・ジョセフ・ローリンソン(英語版)ら海外要人が多数犠牲となった https://scrapbox.io/files/628e6df1b7034b00216e1eb4.jpg
大世界近くのチベット通りとモンティニー大通りの交差点付近への中国軍機の爆撃による民間人被害者
https://scrapbox.io/files/628e6e1feb4fb2001d5d237a.jpg
中国軍機の爆撃による大世界前の惨状