令和7年5月9日
短歌日誌
宝石|切磋琢磨
磨かれぬ 原石のまま 刻は過ぎ
身こそ枯れぬも 身が枯れるのみ
麻雀|娑婆駄馬ダァ
卓上の 牌を並べて 競いあい
荒れ場に聴牌り 修羅場は知らず
初夏|一九の夏
おもいでの 初めての夏 明治村
初春は去り 初恋挽歌
びょ|画鋲
びょうをうつ 刻を突き刺す ときは過ぎ
アルバムに残る 写真をとりだす
詠游四題 令和7年5月9日
びょうてきに 徹夜麻雀 初夏の朝
宝石に化けて つい牌ジャンプ
嘆歌|zero-sum game
トレランス なきよをいきる 零和の灯
強者も弱者も か脆き葦よ
NTW|VIII oc'ROCK
曖昧味 短歌の定義と その根拠
字足らず字余り句またがり 破格に破調に自由律
NTW|It's h'ours
叩いつつ 詩い誕まれし 短なる端
ROCKを謳う 他所やつまでも
短歌日誌