令和7年5月16日

西日｜三時すぎ

夏たかく　短く影焼き　西日さす

長く短き　冬ありがたき

凪｜お暇

露天風呂　ほろ酔いのこる　朝凪に

空を見上げて　あゝ日間賀島

傘｜遠距離

二十一時　お迎えいってと　母がいう

駅の線路で　父まつ傘と

ほ｜まほろし

ほらごらん　あれが銀河だ　天の川

はっきりみえた　過去はまほろし

海岸線　日傘陽炎　海の家

西日夕凪　つくつくほうし

和夏

日傘さす　砂利道の音　蝉時雨

縁台打ち水　あゝ夕涼み

Dialog Pieces of Precis — 解題 A log

AIとともに - ときかたりひらく曼荼羅問答録

With AI — Dialogues That Unfold a Mandala of Verse