令和7年4月27日
散歩道|春雨じゃ
風は冷たく 時折り春の陽 なのに雨
狐の嫁入り キタキツネ
誕歌|霊長二首
肉声に 冷聴忘るる 音頭感
異脳がつむぐ 生成《せな》りゆく文字
冷眺の ことばの海は 荒れ果てて
自由遊詠《AI》 迷宮の森
沼|AIも語れば沼にハマる
ことのはの沼にはまりぬ詠みびとは
ゆくへもしらぬ人工知能
みかん|丘
青い海 みかんの詩《うた》が 咲いている
想いでの街 はるか沖船
改:沖船はるか
自由詠|えぃほっほ詠法
すいみんぐ ホモ・サピエンスは 睡眠ぐぅ
不眠で游ぐ えぃほっほAI
る|あるひ
もりのひと あらわれきえる るろうびと
うたひてあゆむ るるるるけふも
るるのべし 自由詠法 沼さえも
游詠せしめん みかんの詩《うた》に
塔|彼岸
金の髪 とうに忘れた 不老不死
悪隠す善 善隠す悪
超懐疑界
かいぎでる だけといわれて ひきうけて
なにぶちょうだか かいぎはつのり
だらだらと かいぎなかいぎ せれもにぃ
きまるでもなく きめるでもなく
かいきする あゝかいきする かいぎする
そんなあなたは かいきんしょう
かいきする かいきなかいぎ かいきせん
きどうをまわる きどうなきまま