PL25_水への近接
前文
水はつねに貴重な存在である。PL24_聖地で言及した特別な自然のうち、ここでは特に、何者にもかえ難いという理由で、海岸と湖と川岸をとり上げることにする。水辺の保全と適正な利用には、特別なパタンが必要である。 問題
人間は、広大な水に基本的なあこがれを抱く。だが、水にたいする人間の行動そのものが水を破壊することがある。
解決策
人間の居住地の近くに広大な自然の水が存在する場合は、それを大切に扱うこと。水際には帯状の共有地を保全すること。また水辺に点在するのであれば、高密な居住地を水際に設けてもよい。
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共有地の幅は、水の形体や生態条件によって変化する。ある場合には、川岸ぞいの数フィート幅の簡素な石張りの遊歩道にすぎないかもしれないーPL31_プロムナード。 またある場合には、海岸から何百ヤードも広がる砂丘地帯かも知れないーPL7_田園。 いずれにしろ、水から1マイル(1.6km)以内には水と並行する道路をつくらず、代りに水への接近道路は、水辺と直角に広い間隔で設けることーPL23_平行道路。 PL25_水への近接