Excelでできる電子カルテ・テンプレート作製入門
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Excel 2013以降対応
ご注意
情報の提供を目的とした記載です。作製したテンプレートの業務への適用に対する責任を著者(Web記載者)はいかなる場合にも負いません。必ず、所属する組織の了解のもとご自身の責任と判断に基づいて作製および利用を行ってください。
Excelは2013以降を対象としています。バージョンにより細部が異なる場合がありますので、ご注意ください。最新のバージョンの場合には新しい機能を利用することでより簡単に同じ機能が実行できる可能性があります。
ダウンロード可能なエクセルテンプレートを実行した結果生じたいかなる直接的・間接的損害を著者(Web記載者)は一切その責任を負いません。
ダウンロード可能なエクセルテンプレートの、改変については制限しません。改変による不具合などの対応は困難ですので、ご自身の責任の下で行ってください。
Windows、Office、Excelは、Microsoft社の登録商標または商標です。その他の商品名、会社名など各社の商標、商品名については(R)マークなどの明記はしていません。
はじめに
医療現場に電子カルテが導入されて10年以上が経過しました。診療所から大病院まで電子カルテ記載が中心に業務が行われることが当たり前になってきています。電子カルテ周辺の環境も改善されており、日本語入力環境に医学単語辞典が組み込まれたり、WordをはじめとするOfficeアプリケーションを同じPCで使用可能になっています。
業務改善が叫ばれる中で、様々なプログラムを用いて自動化することが試みられています。実際にPythonとExcelを組み合わせたり、RPAを使用し繰り返し作業を自動化することが行われています。
癌取扱い規約は癌病理診断においてその内容に準ずることが必要不可欠となりつつあります。日本肝胆膵外科学会が作製した「胆道癌取扱い規約」無料アプリは取扱い規約に沿って入力することでPDFファイルが生成され、ファイリングが可能となるアプリケーションです。2021年に胆道癌取扱い規約は第6版より第7版に改訂がなされました。この項では、新しい版に準じたテンプレートを再現することを目標とします。
仕事で使われるExcelは通常は表作成に使われますが、Excel上でこれらの自動化プログラムを再現することを目標としています。ご自身の業務上で何が自動化できるかを考えながらみていただければ幸いです。
2021年4月
使用環境
Windows 10上でExcel2013以降を用いています。
最新のバージョンの場合には新しい機能を利用することでより簡単に同じ機能が実行できる可能性がありますが、実際の使用環境に合わせたバージョンで作製してください。関数や機能が古いバージョンでは無いことがあり、うまく作動しない可能性があります。
ダウンロードファイルについて
ダウンロードサイトよりサンプルもしくは完成したExcelファイルをダウンロード可能です。
なお参考とした、日本肝胆膵外科学会「胆道癌取扱い規約」無料アプリ(携帯端末用アプリケーション)は、日本肝胆膵外科学会ウェブサイトよりダウンロード可能です。
目次
(参考)
* 日本肝胆膵外科学会「胆道癌取扱い規約」無料アプリ
* 胆道癌取扱い規約第6版
* 胆道癌取扱い規約第7版 (2021)
* UICC/TNM第8版