肝細胞脂肪化度
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何をもって%とするか
肝細胞の占める面積 VS 脂肪滴の面積
肝細胞の占める面積 VS 脂肪変性している肝細胞が占める面積
肝細胞の個数 VS 脂肪変性をみる肝細胞の個数
肝細胞の個数 VS 脂肪滴の個数
* 肝生検の病理診断 全陽
→ 脂肪沈着をみる肝細胞の割合で判断する 脂肪沈着(変性)と腫大(淡明化)を明確に判別
* NASH・NAFLDの診療ガイド2015
→ 大適性も小滴性も対象とし、弱拡大と中拡大で総合的に判断する
nananana.icon 解析ソフトを用いた自動化のため肝細胞の占める面積 VS 脂肪滴の面積 を採用する
脂肪滴の面積/肝細胞の面積を自動計測させる
取得画像は下記6視野をルーチンとする(記録はHE 9枚)
nananana.icon グリソンや中心静脈が不明瞭な場合にはMasson染色の標本を用いても解析上の問題なし
(H.E. 9枚)
0) ×20 白 弱拡大 全体像 中央に脂肪化の最も弱い領域を含む
0) ×40 赤 弱拡大 全体像 中央に脂肪化の最も弱い領域を含む
0) ×40 赤 弱拡大 全体像 中央に脂肪化の最も強い領域を含む
1) ×200+400 緑+青 中拡大 脂肪化の最も強い領域
2) ×200+400 緑+青 中拡大 グリソン鞘 zone1
3) ×200+400 緑+青 中拡大 中心静脈 zone3
1)~3)の6視野に対してe-Hismoで評価を行う
他院の画像解析では、おそらく×40の解析結果が診療ガイドの画像例に一致する(201905病理学会講習会より)
目視での評価は対物4倍(赤)でおこなうことが標準(必須)(201905病理学会講習会より)
nananana.icon 淡明化を脂肪変性として認識しやすい(目視だと過剰評価する)
nananana.icon ゲノム医療の腫瘍量の測定が一般化すると脂肪化度の認識も変わると思われる
(Masson 3枚)
✕20 白 弱拡大 全体像
✕100 黄 中拡大 グリソン鞘 zone1
✕100 黄 中拡大 中心静脈 zone3
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