値とリテラル
JavaScriptでは、基本型の値とオブジェクトの値がある。次表に基本型の値とリテラル(定数)の例を示す。
table:基本型とリテラル
型 リテラル
未定義型 (リテラルはない)
Null型 null
論理型 true, false
数値 0, 1, -5, 1.4142, 1.0e-5, 0x0A
文字型 ”This is a pen", '日本'
宣言しただけで値を代入しないと、未定義(undefined)となる。未定義の変数を参照するとエラーとなる。
Null値は、どの値も入っていないことを示す。未定義と違い参照してもエラーとはならない。
論理値は、trueもしくはfalseの2値のどちらかである。
数値は、整数、実数、数値以外に非数(NaN:Not a Number)+∞、-∞の値を持つことができる。
数値リテラルは(0-9)の並びで、小数点や + - もつけることができる。また、指数表示1.55e-10のような表記や16進表示(0xA0)も可能である。
文字列は、文字が0個以上並んだ文字を表わす。文字列リテラルは"または 'で文字を囲う。文字列の中では、次の表のエスケープシーケンスが使える。
table:エスケープシーケンス
\b バックスペース
\f 改ページ
\n 改行
\t タブ
\' シングルクォート
\" ダブルクォート
\\ バックスラッシュ
配列がよく使われるオブジェクトの一つです。これは非常に重要かつ不可欠です。